なんか最近モブサイコ100のファンブログみたいになってきたなこのブログ…。
いやー面白かった!
3ヶ月間、楽しませてもらいました!
1期もスゴかったけど、今回の2期も本当にスゴかった。
何よりも戦闘シーンの迫力が半端ない!!
5話の最上戦なんてもはや劇場版だったし、11話の島崎戦もカメラワークが凄すぎて「え、何コレ!?」って感じだったし、とにかくこんなにクオリティの高いものを毎週毎週タダで30分も見れるなんて信じられないレベル。
戦闘シーンだけじゃなく、ドラマシーンも ものすごく素晴らしかった。
1話ラストの原稿用紙のシーン、
5話ラストの浅桐みのりの泣き顔、
7話ラストの記者会見後のモブと霊幻の会話、
これらはもう何度見ても心が震える。原作も良かったけど、アニメでここまでのレベルに引き上げられるのはホント凄いよ!
ファンとしてはもうマジで本当にアニメの制作スタッフには感謝しかない。最近封神演義の二回のアニメ化がいかに酷くて、どれだけファンが絶望と失望を味わったのかという記事を読んだばかりなので、それを考えるとモブサイコ100 のファンは幸せだと言わざるを得ない。もしかすると、最高のアニメを作ってもらえることって、その漫画のファンにとって最大の幸せなのではなかろーか。そう考えると、ジョジョのファンとモブサイコ100のファンは死ぬほど恵まれてる。だってこの2つ以上に原作ファンを納得させる出来映えのアニメって見たことないもん。あるなら教えてほしい。
とにかく、アニメ制作スタッフの皆様。ファンとして最高のものを提供していただきました。
3ヶ月間心から楽しませていただきました。
本当にありがとうございました!
最終回について
さて、ここまで褒め称えておいてなんなんだけど、最終回は少しだけ残念だった。
いや、クオリティについてはいつも通り問題なかったんだよ。戦闘シーンの迫力は前予告通り過去最高だったし、声優の演技も良かった。
問題は「尺」。
原作ではかなりのページ数を使って描かれた モブ vs 鈴木 の最終決戦を、たった13分で全て描くのはやはり無理があった。
こんなに短くしちゃって、一体原作のどこを端折ったんだろうと思って原作を読み返してみると、意外なことに流れ自体はほとんど削ってないんだよね。
つまり流れは完全に再現した上で、めちゃくちゃテンポを速く巻きで全てを描いていったってことだ。
この戦いはやはり、モブの「 怒り → 快感 → 恥 → 同情 → 悲しみ → 諦念 → 勇気 → 優しさ 」と移り変わっていく感情と、徐々に100%に近づいていく鈴木の出力が、じっくり時間をかけて描かれているのが良さなんだよね。
だからそれぞれの感情のあいだの「間」が全くなく、モブの感情もポンポンと移り変わっていくし、鈴木の出力もバンバン上がっていくように見えてしまったのはちょっと残念だった。
原作で出ていた 怒り とか 悲しみ とかいった感情を示す文字をあえて出さずに、モブの表情や声や動きだけでその感情を表現しようとしたその意気は素晴らしいんだけど、それならば尚更「間」を大事にしなければならなかったんじゃないかなぁと思う。
正直、戦い後のエピローグ部分はもっと削ってダイジェストで良かったから、モブ vs 鈴木の戦いを20分くらいかけて描いてほしかったなぁ、というワガママ。
あと、ラストバトルでOPテーマ「99.9」の2番部分が挿入歌として流れることをちょっと期待してた。あの曲の2番、モブ vs 鈴木の最終決戦のイメージにあまりにもぴったりだから、流れたら絶対泣く自信あったんだけどなぁ。
まぁ、「あえて言うなら」程度の文句ですよ。
こんな素晴らしいアニメ化に本気でクレームつけたらバチが当たるわ。
これから
さて、3期はあるのだろうか。
尺的にはまだ12話十分できるだけの話は残ってるけど、もうアニメ映えするクライマックス的な章は全部消化しちゃったからなぁ。正直、神樹編と脳感電波部編とモブ編だけで1クールアニメ化はキツいよね。
個人的には、このクオリティでのモブ編アニメ化、すごい見たいんだけどなぁ…。霊幻の最後のカミングアウト、櫻井さんの声付きで聞きたいよ。絶対泣く自信あるわ。
まぁとりあえず、ONE先生書き下ろしの完全オリジナルストーリーだという、新作OVAに期待ですね。
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