にわかじこみの一般人。

おすすめの漫画・ゲーム・映画などをわかりやすく紹介していきます。

【ネタバレ感想】週刊少年ジャンプ 2020年9号

週刊少年ジャンプ 2020年9号

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アクタージュ

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なるほど、こうきたか…!

しかし初登場時は慇懃無礼で傲岸不遜に見えた王賀美が まさか夜凪のために芝居を捨てる とはね…!

なんなんこのギャップ!?こんなん好きにならざるをえないやん!!!?

 

 

鬼滅の刃

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ついに主人公 vs. ラスボス!!

しかしこんなに社会現象になるほどヒットしてるのに、このタイミングで最終決戦になってしまっていいのだろうか…?

個人的にはダラダラ引き伸ばされんのは最悪だから、このまま終わってくれるのは大歓迎なんだけど、世間的にはそれは許してもらえるのだろうか…?

 

 

マッシュル

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絵が下手だしギャグなのかシリアスなのかよくわからんし典型的な打ち切られ漫画なんだけど、なんだか妙に印象に残った。

今週面白かった漫画がなかったからかもしれないけど…。

理由の一つは、普通は第一話で主人公に吹っ飛ばされて終わりの典型的な咬ませ犬小悪党ポジションのキャラが、生き残って今後主人公陣営として長期間出番がありそうなこと。

こういう他の漫画と違うところがたった一箇所あるだけで、「おっちょっと来週も読んでみよう」ってなるから不思議。

まぁ、前回 面白いのかつまらないのか自分でもわからないけどインパクトがあったと評した漫画 は、今みごとに凄いつまらなくなってるから、自分のこの感覚はアテにならないけど…。

 

 

アクタージュ act-age 9 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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【読んだことない人へ捧ぐ】天使なんかじゃない が面白い3つの理由

天使なんかじゃない

 

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作品解説

作者:矢沢 あい

ジャンル:少女漫画

連載開始:1991年

掲載誌:りぼん(集英社)

 

 

あらすじ

設立されたばかりの新設高校「私立聖学園」。その一期生である明るく元気なクラスの人気者の女子 冴島 翠 は、クラスのみんなに担ぎ上げられて、この高校初の生徒会役員に立候補する。見事当選した翠だったが、同じ生徒会には以前から気になっていたリーゼントのチョイ悪男子 須藤 晃 の姿が!

翠と晃、そして同じく生徒会メンバーとなった 麻宮 裕子瀧川 秀一河野 文太 の5人を中心に、聖学園一期生のキラキラ輝く青春の3年間がはじまる…!

 

 

① 絵に描いたような理想的な青春時代!

『天使なんかじゃない』の1番の特徴といったら何と言ってもこれである。

ザ☆青春 

恋愛、友情、仲間、課外活動、文化祭、悩みや苦しみ、この漫画のどの瞬間を切り取っても、全てが絵に描いたような典型的な理想的な "青春" そのもの!

なんせ1年生しかいない創立1年目の新設高校の話で、主人公は明るく元気なクラスの人気者の女子、相手役はリーゼントで見た目ワルだけど人の見てないところでは雨の中子猫とか拾っちゃうような典型的な少女漫画イケメンだからね。

準主役の生徒会メンバーも、美人で真面目な才女の親友キャラ、王子様系イケメン、ムードメーカーのラガーマンと、今日び漫画の中だってこんなテンプレートな組み合わせいねぇぞ!?ってぐらいに王道中の王道のキャラクターたちだからね。

これで青春旋風が巻き起こらないわけがない。

 

ネットで リア充 という言葉ができたばかりの頃、鬱屈したネット民が侮蔑の言葉として生み出した本来の意味でのリア充*1とは、まさにこいつらのことだったんじゃないか。彼らがリア充という言葉を作ったときに想定していた人物とは『天使なんかじゃない』の登場キャラクターたちなんじゃないかと思うほどに、典型的なリア充である。リア充という人種を疎ましく思っている陰キャたちが読んだらその日の夜中にソッコー神社に駆け込んでこの漫画を五寸釘で打ちそう。

 

だから、自分がこの『天使なんかじゃない』をどんな漫画かを5文字で表現すると、こう。

 

リア充漫画

 

この漫画を表現するのにこれ以上に適切な言葉はないし、

逆にこの漫画以上にこの言葉がしっくりくる漫画もない!

 

とにかくもう、今の令和の時代には漫画の中ですら見なくなった、平成初期ならでは、漫画ならではの、典型的すぎる青春の物語は必見! 

 

第1話から最終回の最後のページまで、全てが青春です。キラキラ輝いていて、楽しそうで、でも本人たちにとってはきっと波乱万丈で、あっという間で、そして、儚い。

そんな青春を味わってみたかったら、ぜひ読むべき漫画!

 

 

② 魅力的なサブキャラクター「マミリン」

個人的にはこの『天使なんかじゃない』という漫画の魅力の60%はこのキャラクターが占めているんじゃないかと思っている。

それが、主人公の親友にしてこの漫画の準主人公、麻宮 裕子 こと 「マミリン」

 

マミリンは同じ生徒会メンバーの王子様系イケメン 瀧川 秀一 に中学時代から片想いしてるんだけど、彼女が中高合わせて5年間の片想いを成就させていく過程は必見!

ただの5年じゃないからね。10代の5年だからね。長いよー。その途方もない時間、ずっと片想いし続けたマミリンの 一途さ はすごいよ!

片想いが判明して、苦悩し続けて、成就させて、最後その彼氏を置いて留学に旅立つところまで、最初っから最後までマミリンの恋は全てが魅力的だ。見所しかない。

 

「耐えなさいよ4年くらい!私なんて5年も片想いしてたのよ!」はマジ名言。*2

 

一途な恋物語が好きな人は、読んどいて損はない!

 

この恋の一途さも素敵なんだけど、マミリンのキャラクター自体もめちゃくちゃ素敵なんだよね。

最初は美人だけど真面目すぎて冷たくてイケ好かない感じのキャラとして登場するんだけど、徐々にその中身の人間らしさと面白さと強さと可愛らしさが出てくるところが最高すぎるんだよね。

最初にガラッと印象が変わるのでも、最後に印象が変わるのでもなく、漫画の最初から終わりまでかけて印象が変わり続けて、ずっと正比例のグラフのように好感度が上がり続けていく。こんなキャラクターはなかなかいないよ。

 

マミリンの恋の物語を読むためだけでも、この漫画を読む価値はある。

 

 

③ 妙にリアリティのあるキャラクターたち

ストーリーや設定は今日び漫画の中ですら見ないぐらいに漫画の中の世界なんだけど、出てくるキャラクターはみんな妙にリアリティがあるんだよね。

それも、登場したときは皆テンプレートな漫画のキャラクターって感じなんだけど、時間が経つにつれ徐々に人間らしさというかリアリティが顔を出していく。

 

特にそれが一番顕著なのが、メインキャラクターの一人である王子様系イケメンの 瀧川 秀一

この瀧川が、序盤はまさに漫画のキャラクターって感じの爽やかイケメンなんだけど、後半になるにつれてどんどん割としょーもないダメな人間であるってことが明らかになっていく。

 

瀧川の登場シーンの中で、個人的に印象に残っているシーンがある。

物語終盤、晃が瀧川の家に泊まりに行き、夜中に男2人でマリオカートをしているときの会話。

晃「おい、てめ、なにすんだ、性格わりーぞ。」

瀧川「いまさら気づいたかバカめ。」

 何気ないシーンなんだけど、なぜか未だに脳裏に焼き付いて離れない。

 

一つはそれまでの瀧川の性格からしたら考えられない台詞であること。

そしてもう一つは、男同士の会話として「めっちゃありそう」なやりとりなこと。

 

マジで男2人が夜中にマリオカートしててこんな会話してそうだもん。

お互いに本性出したてぐらいの仲の親友同士の会話として凄まじくリアリティがある。

 

このシーンをはじめとして、最初は漫画のキャラクターとして登場した人物たちが、矢沢あいならではの鋭い切り口で妙にリアリティのある人間らしさを徐々に徐々に出していく様子は本当に読んでて引き込まれる。

この「味」は、この漫画が矢沢あいの出世作で、彼女の「らしさ」というのがこの作品の連載中にどんどん完成されていったからなんだろうな。この変化は「マリンブルーの風に抱かれて」でも「ご近所物語」でも「パラダイスキス」でも「NANA」でも味わえない、『天使なんかじゃない』でないと味わえない魅力なんじゃないかと思う。

 

 

おまけ

序盤のクリスマスの「会いたかったの…。」のシーンは、なぜか何回読んでも泣きます。

どうでもいいけどこいつらこの時点で高校1年生だよね?15歳だよね??恋愛偏差値高過ぎませんか???

 

 

天使なんかじゃない 完全版全4巻 完結セット (愛蔵版コミックス)

天使なんかじゃない 完全版全4巻 完結セット (愛蔵版コミックス)

  • 作者:矢沢 あい
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/11/01
  • メディア: コミック
 

*1:リア充は元々、恋人がいる人のことを指した言葉ではなく、ネット民が、友達が沢山いたり部活やサークルを楽しんでいたりするリアル生活が充実した人たちのことを、うっとおしがって妬ましがって蔑んで呼んでいた侮蔑の言葉。確かにサークルとかで大勢で盛り上がっているグループって、学食とかでどうしてもうるさかったりするから、そうじゃない人たちからすると、半分妬ましさもあってかなりウザかったりする。そういう嫌悪の感情を込めて付けられた呼称なんだよね、本来は。

*2:そのあとの「誰にも引き止めてもらえないかと思った」もマジ最高です可愛すぎます

【ネタバレ感想】週刊少年ジャンプ 2020年8号

週刊少年ジャンプ 2020年8号

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ONE PIECE

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あぁ〜、ロジャー編が終わっちまった〜。

正直もうワノ国とかどうでもいいからロジャーの冒険だけ見たい。もしくはもう世界の真実に迫る話に移行してほしい。

ワノ国を終わらせてからこのロジャーの過去をもっと深くガッツリ描いて、その流れでそのまま最終章に移行する、というのが一番盛り上がって良かったのでは?

あまり期待してはいないけど、このタイミングでロジャーの冒険を描いた意味が、ワノ国編にあることを願おう。

 

 

ハイキュー

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やはり絵の迫力は文句のつけようがなく素晴らしい。

正直あそこで高校時代編があっさり終わって数年後に飛んでしまったことに対しては不服しかないけど、この一枚絵を見せつけられると相も変わらず黙らざるをえない。

 

 

ぼくは勉強ができない

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素直になったうるかが可愛い!

しかしニセコイみたく一人一人順番に決着つけていくのかと思ったら、全員を絡めながら最終章へと突入していくみたいね。

最後まで誰が正妻になるかわからないし、ストーリー的にも先が読めなくて面白いから、一人ずつ流れ作業みたいにフラれていく展開よりもずっとずっとイイ! しばらくはうるかだけにスポットライトが当たり続けると思ってたのでその点は残念だけど

 

 

ONE PIECE 95 (ジャンプコミックス)

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  • 作者:尾田 栄一郎
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/12/28
  • メディア: コミック
 

【DQⅣ】「エビルプリーストが真の黒幕でした」ってエピソードは絶対に蛇足だった!と思う件

 ドラゴンクエストⅣ

 

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昨年末、ドラクエウォークでDQ4のイベントが行われていたのですが、

その結末が完全にPS版準拠でした。

 

自分はFC版のドラクエ4のストーリーが大好きで、

それゆえにPS版のリメイクで改変されたストーリーには納得いかないんだけど、

今回のドラクエウォークではそのリメイク版のストーリーが採用されていたので、

だいぶモヤモヤしたのでした。

 

いったいFC版とPS版のストーリーにはどのような違いがあるのか?

自分はどうしてFC版の方が好きで、PS版に納得がいかないのか。

 

そのあたりを、解説していきたいと思います。

 

 

FC版ドラクエ4のストーリーは?

FC版ドラクエ4のストーリー

FC版ドラクエ4の第5章は、主人公である勇者の村が魔族の長であるピサロに滅ぼされるところから始まります。

生まれ育った村のみんなが皆殺しにされ、幼馴染の恋人(女主人公の場合は親友)も自分の身代わりに殺されてしまいます。

絶望の中、一人旅立つ主人公。

ここで流れるフィールド曲「勇者の故郷」が主人公の絶望と孤独を表現してて切なすぎます。

 

旅の中で、勇者は仲間たちと出会い、最後の一人、ライアンが仲間になったときに、フィールド曲は勇猛果敢な名曲「馬車のマーチ」に変わります。

ここの曲の変化は、勇者の心の変化をそのまま表現しているようで、とても好きです。

 

一方その頃、魔族の長のピサロは、恋人のロザリーを人間に攫われてしまいます。

ルビーの涙を流すエルフであるロザリーは、悪しき人間の恰好の標的でした。

攫われたロザリーは、ルビーの涙を流させるために、欲深い人間たちに殴る蹴るの暴行を受け続けます。

駆けつけたピサロによってロザリーを攫った人間たちは皆殺しにされますが、時すでに遅し。ロザリーはピサロの腕の中で生き絶えます。

 

怒りの炎に燃えるピサロは、人間たちを根絶やしにするという決意をより強固なものにするのでした。

 

そして物語終盤。勇者が魔王の本拠地である闇の世界を訪れると、魔王配下の四天王の一人、エビルプリーストが、このような独白をします。

ほう ついに ここまできたか ゆうしゃよ。しかし すべては おそかったようだな。もうすぐ デスピサロさまが わが まぞくの おうとして めざめるだろう。デスピサロさまの こころには もはや にんげんに たいする にくしみしか のこっておらぬはず。めいどのみやげに おしえてやろう。ロザリーを さらわせたのは このわたしなのだ。わっはっはっ!

 

そんなエビルプリーストをはじめとした魔王配下の四天王を倒し、進化の秘法でもはや別の存在となったピサロ…デスピサロの元に辿り着いた勇者たち。自我を失ったデスピサロは、こう言って勇者たちに襲いかかってきます。

わたしは デスピサロ。
まぞくの おうとして めざめたばかりだ。
うぐおおお……!
わたしには なにも おもいだせぬ……。
しかし なにを やるべきかは
わかっている。
があああ……!
おまえたち にんげんどもを
ねだやしにしてくれるわっ!

何もかも、ロザリーのことすら忘れてしまったデスピサロの台詞が、非常に物哀しいです。

 

そして、そんなデスピサロを打ち果たし、勇者たちは平和を取り戻すのでした。

 

 

FC版ドラクエ4に込められたメッセージ性

なんとも考えさせられるストーリーですね。

今までの人間が善、魔物が悪という単純な勧善懲悪のドラクエと違って、本当に悪いのは誰なのか、悪とは何なのか、一筋縄ではいかない複雑でメッセージ性の強い作品になっています。

 

ピサロはロザリーが暴行され、殺されたことに激しい怒りを燃やしていましたが、自分も勇者に同じことをしているのです。

魔族に故郷を滅ぼされ、恋人を殺された勇者。

人間に迫害され、恋人を殺された魔族の長。

この対比が、ドラクエ4の何とも言えない切なさを生み出しています。

 

エビルプリーストは確かに人間を唆しましたが、彼は背中を押しただけ。

そもそも元々ロザリーは欲深な人間たちに狙われていたので、やはりロザリーを殺し、デスピサロ誕生の引き金を引いたのは、人間の欲の深さと愚かさと言っていいでしょう。

ピサロが最初に「世界を征服し、人間を根絶やしにする」と決意した動機は深くは語られていませんが、それもロザリーを狙う人間たちへの憎しみが募ったものだとしたら、やはり今作の魔王を生み出したのは人間自身だと言えそうです。

 

人間の愚かさが生み出した悲劇の魔王、ピサロですが、怒りに我を忘れた彼は、自分がされて嫌だったことを人間にしてしまいます。勇者の大切な人であるシンシアを奪ったピサロは、その後、自分も同じように大切な人であるロザリーを奪われてしまいます。

まさに因果応報ですが、ラスボスであるデスピサロを打ち倒したとき、何とも言えない虚しさを感じてしまったのは、自分だけでしょうか…。

 

 

PS版ドラクエ4のストーリーは?

PS版ドラクエ4のストーリー

PS版ドラクエ4のストーリーも、大筋はFC版と同じですが、終盤、闇の世界にたどり着いた後、魔王配下の四天王 エビルプリースト と対峙するところからが大きく違います。

PS版でのエビルプリーストの台詞はこうなっています。

ほほう……?とうとうここまで来よったか。

しかし今では遅すぎたようだな。 デスピサロは進化の秘法を使い、究極の進化をとげ、やがて異型の者となり目覚めるだろう。 変わり果てたやつの心には、もはや人間に対する憎しみしか残っておらぬはず。 そしてデスピサロは二度と魔族の王に君臨することなく、みずから朽ち果てるのだ!!

めいどのみやげにお前たちにも教えてやろう! 人間どもを利用し、ロザリーをさらわせたのは このわたし! このエビルプリーストさまなのだ!

 FC版ではあくまでデスピサロへの忠誠心ゆえに、デスピサロを真の魔族の王にするためにロザリーを攫わせていたエビルプリーストですが、PS版ではデスピサロを陥れ、破滅させ、自分が魔王になるため、と、動機とキャラクター付けが180° 変わってしまっています。

 

 

第6章

さらにPS版では普通にデスピサロを倒し一度エンディングを迎えた後、第6章という新章をプレイすることができます。

第6章の内容は、ロザリーを生き返し、ピサロを仲間にし、一緒にエビルプリーストを倒す というもの。

勿論、その後ピサロと戦うということもなく、エビルプリーストを倒したらめでたしめでたしでエンディングです。

 

 

FC版のメッセージ性を全て否定するPS版の第6章

こうやって対比させると、FC版で込められていたメッセージ性が、PS版の第6章では全て引っくり返されてしまっていることがわかります。

 

人間と魔族、どっちが悪か分からない、深くて考えさせられるストーリーが4の良さだったのに、「全部エビルプリーストが悪かったのでしたー」「悪者のエビルプリーストを倒したのでめでたしめでたしー」という、単純な勧善懲悪ものに逆戻りしてしまっています。

 

ピサロを巡る因果応報もなくなってしまっています。「ピサロが魔王に身を落とした背景は悲しいものだけれど、彼も人間の大切なものを奪うという許されざることをした。その罪は消えず、彼はその報いを受けることになる。」という、ドラクエ4で一番重要だった部分が、根こそぎ否定されています。

どんなに悔いても、ロザリーは生き返らないし、自我を失ったデスピサロは二度と元には戻らない。その無常観が4の良さだったのに、あっさりとロザリーは生き返り、ピサロも元に戻り、シンシアを殺した罪はなかったことになって、何の報いも受けず許されて終わり。

 

「こんなのドラクエ4じゃない!」と思うのは、自分だけでしょうか…。

 

 

ドラクエウォークで第6章が正史のように扱われたことへの不服

まぁ、今までは、所詮は第6章なんて正規ルートをクリアした後のおまけ、ただの if ストーリーだと思って気にしないようにしていたのですが、ドラクエウォークであたかもこの第6章こそが正史であるかのように扱われていたのが不服で、思わずこんな記事を書いてしまいました。

 

善と悪、憎しみの連鎖、因果応報、そんなものの深さと物悲しさを巧みに描いたドラクエ4が、自分は大好きなのです。

 

 

おまけ:勇者の動機は果たして憎しみだったのか?

ドラクエ4といえば、昔友人が「あれは勇者の復讐譚で、憎しみの物語だ」と言っていたのに対して、自分が「それは違うぞ!」と真っ向から反論して、議論になったことを思い出します。

友人曰く、「あれはピサロに家族恋人を皆殺しにされた勇者が、憎しみを動機に戦い、復讐を遂げるまでの物語だ」とのことですが、自分はそうは思えないんですよねぇ。

 

その理由は、勇者の2つのテーマ曲「勇者の故郷」と「馬車のマーチ」の曲調。

もしもドラクエ4のテーマが「憎しみ」なら、この2曲ももっと「怒り」や「憎しみ」を感じさせる曲調になっているはずです。

一つ目の、勇者が故郷を滅ぼした直後から流れ始める「勇者の故郷」。この曲からは、故郷を滅ぼされた怒りや憎しみといったものは感じられません。伝わってくるのはただただ 絶望。

勇者は家族友人を皆殺しにされたとき、憎しみではなくただひたすらに『絶望』を感じていたのではないでしょうか。

 

そして7人の導かれし者たちが揃った直後から流れ出す「馬車のマーチ」。この曲から感じるのはただただ純粋な 勇ましさ です。

この曲が憎しみに囚われた勇者の曲とは自分にはどうしても思えません。

 

導かれし者たちが揃ったとき、勇者が感じたのは、「もう二度と失いたくはない」という強い『決意』だったのではないでしょうか。

ピサロが憎くて戦うのではなく、もう二度と大切なものを失わないために戦う。

ドラクエ4は、全てを失って『絶望』した勇者が、導かれし者たちによって『希望』を再び手に入れ、もう二度とそれを失わないために、それを守るために戦う、そういう物語なんじゃないかと自分は思います。

 

 

第6章は『許し』の物語?

同じ目に遭ったのに、憎しみに囚われてしまったピサロと、憎しみではなく守るために戦った勇者の対比。

そう考えると、第6章にも意味があるような気がしてきます。

 

第6章では自分の家族と恋人を殺した憎い仇を許し、その許しの心によってピサロが改心し、『許し』を行うことでより良い結末を迎える。

そうだとしたら、ピサロを倒してしまったときは生き返らなかったシンシアが、ピサロを許したときは生き返る、とかのエンディングだったらよりメッセージがわかりやすくなっていいですねぇ。でも、それじゃあまんま 幻想水滸伝 だけど。

 

果たして第6章は単なる蛇足だったのか?

それとも「許し」をテーマに描いたより深いメッセージだったのか?

 

皆さんはどちらだと思いますか?

 

 

ドラゴンクエストIV

ドラゴンクエストIV

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: エニックス
  • 発売日: 1990/02/11
  • メディア: Video Game
 

【ネタバレ感想】ワールドトリガー 第190話

第190話「弓場隊③」

 

今回はカラーページの関係で1話のみでしたね、残念。

まぁ葦原先生の体調が何より大事なので。続きを読めているだけで恵まれているんだから感謝しないと。

 

 

連続ベイルアウト!

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外岡、隠岐、南沢が連続ベイルアウト!

 

ホントに1人死んだら次々と試合が動いていくのがこの漫画の特徴だよね。

ドミノ倒し式にバタバタと。

 

にしてもスナイパーって厄介だけど居場所が割れると本当弱いんだな。外岡が千佳を狙撃して居場所がバレて隠岐にやられて、その隠岐もそのことで居場所がバレて二宮隊にやられるっていうね。スナイパー死の連鎖。

 

 

千佳ちゃんは撃てるのか?

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先月は千佳がヒュースの死で覚醒するような描写を見せたけど、今月の様子を見る限りまだまだそう簡単にはいかなそう。

 

普通の漫画なら先月の演出ならもう人が変わったかのように覚醒してバカバカ人を撃って大活躍しているところだよ。この漫画はとことん現実的で甘くないな。

 

とはいえ、このまま誰も撃たずに終わるってことはさすがのこの漫画でもないだろうから、誰かは仕留めるはず。となるとおそらくは、辻か犬飼のどちらかをスナイプして、そこで二宮に撃たれてベイルアウト。ってのが妥当な流れかな。

 

 

今後の展開予想

さて、今回は1話しかなかったし、珍しく今後の展開予想でもしてみようかな。試合もだいぶ動いたしね。

 

今残っているのは以下のメンバー

玉狛第二:修、遊真、千佳

弓場隊:弓場、帯島

生駒隊:×(全滅)

二宮隊:二宮、犬飼、辻

 

生駒隊は今回で全滅。玉狛第二と弓場隊はそれぞれ一人欠けている状態。

で、一番強くて脅威の二宮隊が全員ほぼ無傷で残ってるっていうね。しかも全員揃いつつあるっていう。おぉ、やばいやばい。

 

戦況としては、

① 帯島 vs 遊真&修

② 犬飼を追う弓場 vs 全員揃いつつある二宮隊

の二局。

 

さて、① だけど、正直この状況だと帯島は落ちたも同然なんだけど、この引きでそんなにアッサリ行くかね?

ワンチャン弓場さんが帯島ちゃんを助けに戻ってくるってパターンも考えたけど、そんなことしたら二宮隊が完全フリーで、遠方爆撃で弓場隊玉狛第二が共倒れだから、そんな愚を弓場さんが犯すとは思えない。

となると、やっぱ帯島ちゃんが善戦する…とみせかけてやっぱり遊真の方が一枚上手でアッサリ落とされる。ってのが順当な未来か。俺のサイドエフェクトだとそっちの未来が今のところ濃厚だな。

 

で、そうなると弓場さんは二宮隊と一人で戦うことになるけど、展開的に弓場さんがタダで死ぬこたないでしょ。そうなると、辻か犬飼のどちらかを落とすか、少なくとも深手を負わせることぐらいはするんじゃないだろうか。

 

そんなこんなで弓場と帯島が落ちた後は二宮隊と玉狛第二の真っ向勝負。

帯島を無事落としたとして、玉狛はあと2点がマストなワケだけど、弓場さんが何らかのダメージを与えるとしても現時点で全員無傷盤石な二宮隊から生存点を奪うのはおそらく不可能でしょ。

とはいえ、さすがに、いくらワールドトリガーが主人公に容赦ないからって、「2点取れずに選抜入りできませんでしたー」ってバッドエンドは流石にないと思う。となると、今の5人から何とか撃破点3点をもぎとるってことになる。

 

となると一番面白いのは、「二宮さんを倒して終わる」ってのが一番熱い。

 

上で予想したように、千佳ちゃんも一人ぐらい仕留めるだろうから、それを踏まえると今後の流れはこう。

遊真が難なく帯島ちゃんを仕留める。一方で、弓場さんも犬飼(or辻)に深手を負わせるも、ベイルアウト。
 ↓
千佳が、弓場さんが深手を負わせた犬飼(or辻)を仕留めるが、引き換えに二宮に撃たれてベイルアウト。
 ↓
遊真&修で、2人がかりで相打ちになりながらも二宮さんを仕留める。
 ↓
辻(or犬飼)のみ生存で試合終了。

こんなとこかな。どうでしょ。

 

 

今回一番好きなシーン

今回一番好きなシーンはここ。

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メテオラ誘爆の意趣返し。

こういう策がバチッと決まったシーンはやっぱり気持ちいい!

 

 

おわりに

さて、さすがに来月で試合終了ってことはないだろうけど、

来月も試合は大きく動きそうだね。

 

長かったB級ランク戦の結末はどうなるか…あぁ!楽しみだーーーーーーー!!!!!

 

 

ワールドトリガー 21 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ワールドトリガー 21 (ジャンプコミックスDIGITAL)

  • 作者:葦原大介
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/12/04
  • メディア: Kindle版
 

【ネタバレ感想】週刊少年ジャンプ 2020年6・7合併号

週刊少年ジャンプ 2020年6・7合併号

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ONE PIECE

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いやぁ…もう…なんと言ったらいいのだろうか。

こんなにあっさりと色々明らかになるのが、肩透かしのようでもあり、でもやっぱり感慨深いと感じる部分もあり。

とにかく、今のワンピースは久々に面白いのは間違いない。

 

今までずっと、ルフィたちの航海の中で、何度となく『"◯◯の冒険"』ってサブタイトルが出てきたけど、ここにきてサブタイトルが『"ロジャーの冒険"』なのがスゲーいい。

あの『ビンクスの酒』を歌いながら航海してるのも、たまらなくいい。

 

そして "ラフテル" の意味ね。

"笑い話" で "ラフテル" だったとは…!

 

果たして航海の結末には何が待っているのか。

俄然楽しみになってきた!!

 

 

ぼくたちは勉強ができない

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良かったよ。ラブコメ特有の「聞いてませんでした」ってオチじゃなくて。

もう「キムチでもいい?」はゴメンだからな…。

 

そして成幸の台詞がいいね。

告白してくれたから、付き合うとか付き合わないとか、

5年間も思い続けてくれたこいつの気持ちに対して、誠意を持って向き合ったと言えるのか?

単にYES/NOじゃなくて、5年間自分を思い続けてくれた気持ちを真摯に受け止めて、もっと大きなくくりで真剣に考えるっていうね。いいと思います。

逆にこの台詞でこの漫画は誰とも付き合わないENDが見えた気がするけど。それならそれでシュレディンガーの猫的にうるかエンドも永遠に存在し続けるという事になるからそれもまた良し!

 

 

ゆらぎ荘の幽奈さん

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こっちでも告白。

ジャンプラブコメ漫画では告白がブームなんですかね?

そしてこちらも終わりが近づいている…のか…!?

 

千紗希も結ばれるエンドはないだろうけど、何らかの形でそれなりに幸せになってほしいね。なんせ彼女は一度自分のハッピーエンドを犠牲にしてみんなの今を救ってるワケだから。

 

 

ONE PIECE 95 (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 95 (ジャンプコミックス)

  • 作者:尾田 栄一郎
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/12/28
  • メディア: コミック
 

2020年のはじまり

あけましておめでとうございます。

 

今年はブログ以外のリアルに動く部分に注力したいので、ブログに関する抱負は一旦据え置きで。

 

ただ、できればワードプレスに移行したいな。

で、今度こそGoogleAdSenseでマネタイズの練習を。

 

せっかくやってるんだから、色々と勉強したい。

漫画ゲームだけじゃなくてボードゲームのブログとかも立ち上げたいし。

 

あとは、もちろん「継続」。

これが一番の目標かも。

 

ここの執筆は自分にとっての良いルーティーンになりつつあるし、

これからもずっと続けていけたら。

 

 

もちろんエンターテイメントで言えば、今年も最高の作品に出会いたいなと思ってます。

ただ、こればっかりは縁だからなぁ。「周囲の声を聞く限り、この作品は自分の好みに違いない!」と思っても、実際はそうじゃないこともあるっていうのは、去年ブレイブリーデフォルトとグレンラガンから学んだし 笑。

まぁ、アンテナは張り続けたいと思います。

 

 

さて、今年はどんな1年になるかな?

 

いや、いい1年に「して」やる!

 

自分にとって、

みなさまにとって

今年がいい1年になりますように。