鬼滅の刃
無駄に長い考察は前回したので、今回は率直な感想を。
とにかく第19話「ヒノカミ」ラスト3分が熱い!!!!!
もうとにかく、第19話「ヒノカミ」の、
ラスト3分が熱い!!!!!
正直なところ、全ての感想がここに集約される気がする。
ここまでの18話の全てが、この3分のための伏線だし、
この後の7話は全て、この3分間のエピローグに過ぎない。
回想ブースト、新技、パートナーの覚醒、絆と想いの強さ。全てを乗せて放った一撃が、本来絶対敵わないはずの遥か格上の敵幹部の首を斬り落とすという、原作でも爆発的に盛り上がった胸熱の展開。
それが、アニメで2000%パワーアップして最高の形で表現されていた!
色、光、動き、カメラワーク、声、演技、
音楽、歌、演出、スピード、展開、原作からのアレンジ、
全てが素晴らしく、完璧だった!!
禰豆子の血が爆発して、炭治郎の刃がグアッと緋色の輪を描く瞬間の盛り上がりが、もうヤバいね。
鳥肌が爆発。
そしてそのまま、あのエンディングに突入するのがまたエモすぎる。
正直、この3分間を見るためだけにここまで見てきて良かったと思いました。
まだ見てない方はぜひご体感あれ!!
その他の感想
善逸と伊之助が出る前後で別アニメのよう
善逸と伊之助が登場する第11話の前と後で、まるで別なアニメなんじゃないかってぐらい雰囲気が変わるね。
原作でもこの2人のレギュラー化で大分テイスト変わった感はあったけど、声が付くとそれが更に顕著になる。
第10話まではとにかく暗くてシリアスなアニメって空気だったのに、いきなり一転してコミカルでハイテンションなアニメになるね。
特に善逸がうるさい。
こいつってここまでうるさかったんかって、アニメになって気付く。
これ、人によっては結構ウザいって感じるんじゃないかなぁ?
でも、周りの友人たちに聞くと「善逸と伊之助が好きで鬼滅の刃が好きになった」って人が結構いるので、プラスには働いているらしい。
第17話で霹靂一閃を決めたシーンは、めちゃめちゃカッコよかったけどね。
細かな和風演出がめちゃくちゃ好み
地味なところだけど、タイトル出るシーンのエフェクトと効果音だったり、アイキャッチのときの「シャキン!」って音と絵だったりが、個人的にものすごい好み。
なんかしばらくこういう純和風の大ヒットアニメって見てなかったから、ああいう "和" を全面に押し出したタイトル画面とか、すごい心に響く。
鬼滅の刃って基本和のテイストなんだけど、茶色と藺草色のシックな世界観の中に、原色をギラギラ使った羽織や衣裳を纏った剣士や鬼が跋扈していて、そのアンバランスさがまた独特な味を出していて素敵なんだよね。
原作ではそれが白黒だったからわからなかったけど、アニメでその良さが初めて表に現れたから、アニメ化してこれほどヒットしたんじゃないかなぁ。
ジャンプ電子版でも、カラー化した途端、一気に魅力が増した感じがするもんね。
今後について
那田蜘蛛山編でこの出来ってことは、続く 無限列車編 と 吉原遊郭編 はもう期待しかない。
この2編こそが、『鬼滅の刃』が最も急成長を遂げた、最高に面白い2編だからね。
あのクオリティでアニメ化してくれるのであれば、今より更に面白くなることは間違いない!
それぞれのクライマックスが、今回の19話のようなクオリティで映像化されるのか…、すごいな。楽しみしかないな。
公開されたらみんなで映画見に行こうと思います。
その頃までには、コロナ、落ち着いているといいな。