バチェラー
周りがあまりにも面白い面白いと言ってたんでずっと気になってたバチェラー。
ついに見ましたよ!
シーズン1と2一気見!
最大の見所は、やはり女同士のバトル!
まぁやっぱりというか、バチェラー最大の魅力は、女同士のエグすぎる熾烈なバトル!
そりゃ男1人に対して、女20~25人だからね。しかも課せられるミッションも女同士の嫉妬や敵対心を煽るものばかり。
エグさと生々しさでいったら恋愛観察系番組史上最高なんじゃないか?
デスゲームならではの面白さ
こういう恋愛バトルと人が死んでいくデスゲーム系って、全く異なるジャンルのようで実はすごい共通してる魅力があるんだよね。
デスゲームは「誰が死んで」最後に「誰が犯人なのか」が気になってハラハラドキドキする。
バチェラーも「誰が落ちて」最後に「誰が選ばれるのか」が気になってハラハラドキドキする。
『あなたの番です』と並行して見てて、全くジャンルの違うエンタメのはずなのにすごい同じ心臓の使い方して見てんなー自分、と思って見てた。
毎回最後の5分、ローズセレモニーの最後の薔薇を渡す瞬間は、いっつもドキドキしながら見てたもんなー。
彼女や嫁、家族と一緒に見るもの
まぁ、そうは言っても、彼女と一緒にあーでもないこーでもないって言いながら見てたから最後まで見れたっていうのはある。
正直自分一人だったら3話ぐらいで挫折してそれ以降見なかっただろうなー。
彼女、奥さん、母親、娘、姉妹、誰でもいいけど女性と喋りながら見るものだよコレは。男一人で見ても多分あんまり面白くない。
感情移入はできない。客観的に見るもの。
なんで一人だと楽しめなかったのか。
同じ恋愛観察系でも、『あいのり』なんかと違って全く感情移入できないんだよね。
出てくる男は全てを兼ね備えた天上人。女性もスペックの高い人ばかり。出てくるロケーションも、デートは勿論、女性陣が普段待機している場所でさえ豪華な所ばかり。
なんせ、移動は基本全てリムジンだからね。
それでも女性なら、本心剥き出しでがんばる女性たちに感情移入できるだろうけど、女たちの腹黒マジゲンカなんて男からしたら一ミリも感情移入できないからね。
だから男にとっては感情移入しながら見るものじゃなくて、遠くから客観的に見て楽しむものなんだよね。
ワンワンふれあいパークじゃなくて、檻に入ってるライオンを檻の外から眺めるだけの動物園。
そりゃあワンワンふれあいパークは一人で行っても楽しめるけど、動物園は誰か感想を言い合える人がいないと寂しいよ。
たまにはそういう客観的エンターテイメントも良いけど、自分はやっぱり感情移入できるエンタメの方が好きだなぁ。
「あいのり」や「お見合い大作戦」みたいな、いかにもモテなさそーな男が頑張るシーンが多いものの方が好き。
久保さん派か、小柳津さん派か
シーズン1のバチェラーの久保さんがとにかくカッコ良すぎて、シーズン2に入ってから彼女と二人で久保さんの方が良かったとグチグチ文句を言いながら見てた。
顔だけじゃなくて立ち振る舞いや話し方とかもカッコ良いんだけど、何より久保さんは自分からも女性陣に何かを与えてあげたいというスタンスでずっと行動していたのが良かったんだよね。「○○してくれたお礼に彼女を誘いました」って台詞がしょっちゅう出てきてたし。対して小柳津さんは女性からしてもらうばっかりで自分から何かしてあげようって姿勢が見られなかったのが不服だった。
だからシーズン2よりシーズン1の方が面白かった…んだけど、
最後の2,3話はシーズン2の方が断然面白かった!
小柳津さんのいいところは、久保さんに比べて断然感情豊かなところ。
それが最終局面においてめちゃくちゃいい方向に働いてた。
泣いたり怒ったりデレデレしたり焦ったり、子供っぽい小柳津さんがだんだん可愛く見えてきて、そんな小柳津さんと女性陣がどんどん本心剥き出して迷ったり頑張ったりするシーズン2最終盤はとても面白かった!
いよいよ24時間後、シーズン3スタート!
さてさて、ついにシーズン3もスタート。
予告を見る限り今までよりも更に過激そう。
いったいどんな2ヶ月半になるのかな!?
楽しみ楽しみ!
さて、ここから先は、シーズン1,2の結末のネタバレが入ります。
未視聴の方は絶対に見ないように!
なんせこの番組、性質上、最後の一人に選ばれるのが誰かわかっちゃったら面白さが半減しちゃうからね。
あ、さらに、番組の結末だけじゃなく、「バチェラーのその後」についても言及しているので、そちらも見たくない人は回れ右してください。
推しが選ばれる問題
さて、個人的に、シーズン1も2も推しメンが最終的に選ばれて自分的にはハッピーエンド大勝利で幕を閉じた件について。
シーズン1はずっとゆきぽよと愛ちゃん推しだったし、
シーズン2は茉里乃ちゃんとあんきらが落ちた後はずっと倉田さん推しだったし。
強烈なキャラクターたちの毒舌バトルもいいけど、やっぱ数人は癒し枠がいないとね。
ちなみに倉田さんは後半あんだけの強烈なキャラクターの中でほとんど人の悪口を言ってなかったところが素敵でした。そしてたまにポロッと出る一言がユーモア溢れてる。
でもやっぱ一番はゆきぽよ。癒し。
バチェラーが結婚できない理由
さてさて、そんな素敵な女性とめでたくカップルになれたバチェラーですが、残念ながら久保さんも小柳津さんも既にお相手と別れてしまったそうな。残念。
久保さんは相手が大学生だったから、結婚までの猶予期間があったのは仕方ないんだけど、小柳津さんはお互いいい歳なんだからすぐに結婚しろよ!結婚せずに1,2年付き合ったらそりゃ別れるだろ何やってんだよ!…と思ったんだけど、そこまで考えて気付いた。
バチェラーには、焦って結婚する理由が何もないんだ。
そもそも結婚とは、モテない男性と全ての女性のために、一部のモテる男性を拘束する社会システムだ、と、かのラブホの上野さんも言っておられる。
※ここで言う「モテない男性」とは、全男性の9割の人間の事を指します。
自然状態では、女性の10割は1割のモテる男性の元に集まる。そうなると9割の男性には女性が回ってこないし、女性の側も男性をほとんど自分の元に拘束することができない。得するのは1割の男性だけ。種の保存という観点から見てもデメリットが大きい。だから社会システムで拘束する。
つまり放っとくと自分の元に女性が来ない9割のモテない男性と、生物学的にどうしても期限がある10割の女性には焦って結婚する理由があるが、1割のモテる男性には結婚する理由は何もないのだ。
バチェラーほどの男なら50歳になっても60歳になっても結婚できるし、結婚さえしなければ幾らでもより魅力的な女性を探すことができるのに、焦って結婚する理由がどこにある?
加えて彼らには財力もあるから、普通の男性が心配する「50歳で結婚したら子供が独り立ちする頃には70歳、養えない…」といったことを心配する必要もない。
それでも結婚願望が強い人なら結婚するだろうけど、若くして経営者として成功するほど行動力と能力がある彼らが「結婚」というものを本気で自分の人生プランに組み入れているのなら、絶対に20代で結婚している。
つまりあのスペックを持ちながら30代で結婚していない時点で、彼らの人生における結婚というもののプライオリティはそもそも限りなく低いのだ。そんな彼らがいくらバチェラーという一大企画で結ばれたからといってそう安々と結婚するわけがない。
だから断言しよう。次の友永さんも誰と結ばれようと 絶対に結婚しない。
まぁ、こういうのは結果が全てではないですからね。
結局別れたとしても色々乗り越えて恋人同士になって、1,2年だけ付き合って美しい想い出を作って別れるのもそれはそれでいい経験だし。
だからまぁ、結婚できないとは思うけど、
がんばれ! シーズン3のバチェラーガールズたち!!