週刊少年ジャンプ 2020年12号
Dr.STONE
先週、「未来の千空かな、双子の兄とかやめてくれよ〜」って書いたけど、タイプスリップ説も双子説も両方ソッコー否定してきたね。そしてどうやら合成音声で千空は関係ないっぽい。
いや〜、展開が早くていいね!今回のたった1話でかなり話が進んだし、しょーもないことをズルズル引っ張らないのは本当助かる。
でも展開が早い理由もわかるわ。こっから一気に月まで飛ばなきゃいけないんだもん。相当かっ飛ばさなきゃ。前提条件の話なんかにダラダラ時間かけてらんないね。
もう一つ、先週「文明を復活させることがゴールで石化の真相を解明することがゴールじゃないから、石化真相解明しても終わらないよね?」って問いを出したけど、これについての解答も明示されたね。「石化の真相を解明すること=月面旅行ができるレベルまで文明を回復させること」なので、両方が同時にゴールとなるようだ。
石化の真相を解明するために、当初の夢である宇宙旅行を実現させなきゃいけないってのは、なかなか熱い展開だ。
しかしこっからマジで一世代で月面探査までやるつもりなのか。どうなるのか全く予想がつかないけど、スゲー楽しみだ。
あと、現代人組と石神村組と宝島組がごちゃ混ぜで仲良くやっている様子がオールスター感あってとても好きです。ソユーズとか最初登場時はチョイ役かと思ったけど、「記憶力」という武器で今後も活躍しそうだし。
ONE PIECE
やっぱりワンピースは黒いページが一番面白いというのは今も変わらない。
すでに泣きそう。
おでん、カッコよすぎます。
はやくカイドウとオロチをブッ飛ばしてほしい。
こうやって過去の英雄の行動に涙して、悪役の行動にフラストレーションが溜まって、現代に戻ったときにそいつをブッ飛ばすカタルシスが解放されるってのがワンピースの基本構造だってのを久々に思い出しました。今のワンピースの問題点はそのカタルシスまでの時間が無駄に異常に長いっていうだけで。現代に戻ったらすぐに決着させてくれないかな。どうせワンピースのバトルはつまらないんだから。正直尾田栄一郎はバトル漫画の才能は致命的にないと思います。こういったドラマや伏線回収の才能は凄いけれども。だから実は王道バトル少年漫画じゃなくて青年漫画の方が向いてるんじゃないかと密かに思っている。
オロチの狙いが征服じゃなく滅亡ってのは少し意外でした。と同時に少し安心した。ロジャーと航海したほどの大物がこんな小物に蹂躙されるなんて納得いかないと思ってたけど、怨恨があるのなら少しは納得できるので。
ぼくたちは勉強ができない
マジのうるかエンドじゃないですか!?
第1話で登場したダブルヒロイン(と思われていた2人)は、実は後から登場したサブヒロインと思われていた本命と主人公を結びつけるためのサポート役だったとは、なんと熱い展開か!?
まぁもちろん最初からそう決めていたわけではないだろうけど。読者の反響を見てそうしたのか、キャラが勝手に動いたのか、とにかく描いてるうちにそうなったんだろうな。
こっから逆転敗訴もまだありえるから油断できないですが。ファンとしてはそうはならないことを切に願う。