週刊少年ジャンプ 2018年51号
ワールドトリガー
なるほど、停電 とは考えたね。
これが太一が考えた策で間違いないかな?急な停電に乗じて、相手の光る武器をめがけて攻撃する。村上の弧月が黒いのはこの闇に乗じるためで間違いないでしょうね。
さらにこの策、各チームの狙撃手が勝手に敵の頭数を減らしてくれるという利点がある。この状況、光る武器を手にしたままどこにいるかわからない敵に接近しなければならない攻撃手と、光らない武器を手に遠方から光る武器に向けて狙撃できる狙撃手では、狙撃手の方が圧倒的に有利だからね。今回ユズルがオサムにやったように。
全くの予想通りに誰よりも早く片腕を吹っ飛ばされてピンチになるオサム。今回もこのまま一番最初にベイルアウトしてしまうのか!?
がんばれオサム!負けるなオサム!
お前ならやればできると俺は信じているぞ!!
鬼滅の刃
悲鳴嶼さんの過去が 壮絶 すぎる…。
得体のしれない存在だった悲鳴嶼さんの印象を、たった一話で極限までいい人で優しい人で悲しい人であるという風に変えてしまう作者の技量は相変わらず素晴らしい。
にしても、あんな目に遭っても、子供全てを恨んだりせず、子供は残酷で卑劣で欲深い生き物だと思いつつも、自分が偏見に囚われていることを認め、一人一人をしっかりと見て物事の判断を下せる悲鳴嶼さんすごい。
人物内面描写だけだったのに、武力的な意味でもこの人が鬼殺隊最強なんだろうなってのを納得させるだけの力が、今回の話にはあった。
忘レ者探偵
うわぁ、切ない …!
『アイアンナイト』『レッドスプライト』で二度の打ち切りをくらった屋宜知宏先生の読み切り作品。描写は迫力あったし鏡を使った戦闘シーンは読み応えあったし、何よりラストがとても切なくてすごく良かった。
この人の漫画、いっつも設定は凝ってて面白いし、描写も緊迫感や迫力があるんだけど、雰囲気が終始暗いのと、展開がありきたりで先が読めちゃうので、すぐ打ち切られちゃうんだよね。今回も警察官が真犯人なのはありきたりすぎて最初からまるわかりだったし。
設定は凝ってて素晴らしいから多分いつも連載で用意しているラストの大オチは予想できない面白いモノなんだろうけど、そこに至るまでの一つ一つのストーリーはありきたりで予想できちゃうものばかりになっちゃう。色々と「惜しい」作家さんだよなぁ…。