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【映画】日向坂46『希望と絶望 その涙を誰も知らない』

日向坂46 ドキュメンタリー映画 第2弾

希望と絶望 その涙を誰も知らない

 

 

日向坂46 ドキュメンタリー映画 第1弾『3年目のデビュー』を見て、アホみたいに号泣してから、はや2年。

もちろん今作も、劇場でしっかりと見てきましたよ。

 

意外なところにあった"絶望"と"希望"

劇場で1回目を見終わった後、すぐにもう1回見たくなって、絶対に上映期間内にまた行こうって思っていたのに、機を逃してしまって結局1回しか見れませんでした。悔やまれる。

徒歩圏内の新所沢のレッツシネパークでやってたのに!

 

めちゃくちゃ面白かったし今回も号泣したのに、具体的にどこで何を感じ、全体的にどう受け取ったかという記憶が、もう薄れてしまっているので、Blu-rayが発売された暁に、ちゃんとした感想を書こうと思いますが、時間が経った今、特に印象に残っているのは以下の3つでした。

 

君しか勝たんの時期、ヒット祈願で倒れそうになるかとし

しかたん時期のかとしの死にそうな姿は、強烈に印象に残っています。

あんな細くてか弱い女の子に、あんなに無理させちゃダメだよ、ホント。

特にチアリーディングは酷かった。テレビでリアルタイムで見ていたときも、これはやり過ぎだろと思っていたけど、映画で裏側を見て、より一層そう思いました。

頑張っているメンバーやチアの先生には何の罪もないけど、あれを企画実行した運営陣は深く反省すべき…というか、反省しているんでしょうね。あれ以来、ヒット祈願がなくなってヒットキャンペーンになったし。

今後もそれで良いと思いました。ヒット祈願なんてやるべきじゃない。

 

チア披露後、倒れかけたかとしに一瞬で気づいて駆け寄って支えるキャプテンの姿に、映画開始後一発目の号泣を喰らいました。

 

灼熱の富士Qライブ後、大人の理不尽な叱責にブチ切れるキャプテン

2つ目は、映画を視聴した全おひさまに波紋を呼んだ、灼熱の富士Qライブ後のシーンです。

8月に行われた富士Qの野外ライブ、雨の予報ばかりだったので寒さ対策ばかりをしていたメンバーに襲い掛かった、灼熱の晴天。

何人も倒れる中、必死にライブをやり切ったメンバーに対する、大人たちの「全然ダメ。がむしゃらさが足りない。結成当時の気持ちを忘れちゃったんじゃないの?」という、理不尽な叱責。

 

僕ら、このライブ、生で見ていたんですよね。

全然めちゃくちゃ良かったし、がむしゃらさが足りないとは全く思わなかったのは、我々がファン目線で贔屓目で見ているからでしょうか。

 

運営の大人たちが言うように日向坂に足りない部分があったのか、それともあの叱責が理不尽なものだったのか、それはわかりません。

ですが、メンバーと運営がこんな風にぶつかり合うこともあるという、3年目のデビューの時とは別角度の「アイドルって過酷なんだな…」という現実的な部分を見れたのは、ファンとしては良かったと思います。

 

叱責を受けた後、ステージ裏で、「ふざけんなーッ!」「どうしろってんだよーッ!」って絶叫するキャプテンが、めちゃくちゃカッコよかったです。

翌日の円陣で「もう昨日みたいなこと言わせねーぞッ!」って叫ぶキャプテンも。

 

この映画のタイトルにある"絶望"というのは、コロナ禍で思うように活動できなかった時期のことを指しているのかと思いましたが、むしろ活動再開直後のこの時期を指しているようでした。意外。

 

25人で掴んだ夢

今回一番号泣したのは、東京ドームをねる、芽実、井口の3人が見に来ていたシーンでした。

3人が見ていたのは知っていましたが、こうやって映画のストーリーの中に挟まれると、感情の爆発がヤバい。

いないものとして扱われがちな卒業メンバーが、映画という公式の媒体でしっかりと描写されていたのも、ファンとしてはめちゃくちゃ嬉しくて、もう泣いちゃいましたね。

一番の"希望"は、意外な形で描写されていました。

 

22人じゃない、25人全員で掴んだ東京ドームという夢。

そこに歩むまでの道のりがしっかりと描写されていて、前作『3年目のデビュー』と合わせて、最高に感動できる一作になっていました。

 

Blu-ray/DVDは12月21日(水)発売だそうです。

やー、今から楽しみだ!