ハリー・ポッター
ハリー・ポッターを読まなかった理由
僕はハリー・ポッターが大好きだ。
なのに、ハリー・ポッターの最終巻『死の秘宝』をまだ読んだことがない。
2008年の発売当日に即購入したにもかかわらず、これを読むとハリー・ポッターが終わってしまうと思うと、勿体なくて読めずにいたのだ。
そしてそのまま10年以上の月日が流れてしまった。
この13年、いつでもハリー・ポッターの最終巻を読みたいという思いは頭の中にあったが、3年、5年と月日が経つごとに、せっかく読むなら最初の『賢者の石』から読み返したいとか、せっかくなら家じゃなくて素敵な喫茶店を探してそこで読みたいとか、読むためのハードルはどんどん上がっていった。
最近では、いっそ海外旅行へ行って、北欧の森の中のロッジで暖炉の前で読みたいなどと、幻想が天井知らずにエスカレートしてしまっていた。
よくネタバレを食らわずにここまで生きてこれたものだ。
家族や友達からは、お前はもう一生読まないだろうと言われる始末だ。
13年ごしの決意
だが、ついに、意を決して、この連休中に読むことを決めた。
シルバーウィークと取ってなかった夏休みをつなげて、実に9連休。そのうちの今日から6日間を、丸々ハリー・ポッター読破のために確保してある。
さぁ、今から1巻『賢者の石』から読み返します。
6巻『謎のプリンス』までは一度読破済みですが、15年ぶりに6年間のハリーたちの旅をもう一度総復習してから、最後の旅路『死の秘宝』へ赴きたいと思います。
途中途中で旅の感想を書くかもしれないし、書かないかもしれない。
いずれにしても、全部読み終わったら、感想を書きたいと思います。
それでは、キングスクロス駅、9と3/4番線より、ホグワーツへ今から出発します。
では、また!