ワールドトリガー
毎月SQで読んでいても、単行本でまとめ読みすると、また新たな発見があるワールドトリガー。
今回の23巻の感想です。
紙袋
今回読み返して気付いたんですけど、迅さん、ラタとレギーに紙袋あげてますね。
本誌では気付かなかった。
玄界(ミデン)の手土産かな?ぼんち揚げかな?
異世界人相手に、こういう日本の風習をかますこの庶民感が、ワールドトリガーらしくてベネです。
ジャクソンの選択
あらためて読み返すと、若村が長考の末、ヒュースを選択するところは、やっぱり「おぉ!」ってなりますね。
若村が隊長に選ばれた時点で、多分ヒュースが若村隊に入るんだろうなという予感はあるんですけど、実際に選ばれるとワクワクします。
その直後に諏訪さんが香取を選ぶ場面が来るのも面白いですよね。
若村&ヒュース、香取&修と、立て続けに主人公が面白い人物と組む展開。
1巻分連続で読み返すと、ここで諏訪さんが香取を選ぶ説得力を持たせるために、あの香取vs諏訪の戦いを、主人公以外のB級ランク戦の最後の戦いをわざわざ描いたんだと分かって、つくづく葦原先生の話作りの上手さに驚嘆します。
巻末おまけ:臨時隊長たちのアンケート公開
葦原先生「需要はあるのか !? 」
あるに決まってるじゃないですかッ!!
これめちゃくちゃ面白かった。
各々の性格が出ていて笑える。
隊長だけと言わず、全メンバーの分読みたい!
修とか、香取と一緒に行きたくない理由なんて書いたんだろ?
特に「見下されてる気がする → 見下されてる」のコンボが最高 笑
あとウルティマ嫌われすぎワロタ。
さいごに
今回の目玉は、何と言っても、物語の核心に迫る衝撃の秘密が明らかになったこと。
単行本派で初見だった人は、さぞびっくりしたんじゃないでしょうか。
そしてこの事実を知ってから、今アニメでやっているあたりの陽太郎のヒュースに対する行動や言動を見てみると、胸にグッと来るものがありますね。
はてさて、この先はSQ派も単行本派もまだ知らない未知の世界。
物語がどうなっていくのか、今後も注目です!