週刊少年ジャンプ 2020年15号
アクタージュ
千世子が大分魅力的なキャラクターになってるね。
造花には造花の戦い方があると。
そんで千世子と阿良也のペアが、まんま王賀美と夜凪の対になってるのが面白い。
「生花」を極めた側である夜凪と阿良也、「造花」を極めた側である王賀美と千世子。
ホントにコレ、2バージョンの演劇を生で見てみたくなるね。
鬼滅の刃
何十年何百年もの間、何十人何百人もの死者を出しながらも、追い詰められなかった標的を、今目の前で倒せる可能性があるとしたら、そりゃあ全員死に物狂いになるよ。
初登場時には他人に興味がなかった伊之助が、仲間のために涙を流すようになったのが、地味に嬉しい。
ぼくたちは勉強ができない
あぁ、そういうこと…。
クソがっ!!!
何だろう、パラレルエンドって全員が幸せになる可能性がある良いことのはずなのに、こんなにモヤモヤするのは。
それはおそらく、ラブコメっていう漫画が、主人公が沢山の幸せな選択肢がありながらも、向き合って悩みもがき苦しんで苦渋の決断をしながらも、一つの結末に向かって進んでいくのが魅力だと思ってるからだ。
それを「全員アリ」にしちゃったらその魅力が根本から崩れ去ってしまうじゃん。
「ToLoveる」みたいなエロとコメディが主軸の話ならハーレムエンドもアリだけど、こんな純情な恋愛が主軸の作品でそれはダメじゃんって、個人的には思う。
誰が選ばれてもおかしくないように見えて、最後に一人を選ぶその理由は、実は序盤からキッチリと描かれていて、結末としてはその人以外にありえないような話の構成になっているのが良いのに、途中までは同じで結果だけ変えて5通りの結末がありますって、自分的にはそりゃないだろって思っちゃう。
ギャルゲーだって、序盤からキッチリ特定の娘の好感度上げてかないとその娘とのエンディングには行けないんでしょ?
序盤からキッチリ伏線を張ってでもいいし、描いてみたらキャラが勝手に動いてそうなったでもいいから、全体としてきちんと一つの結末に向かって動いてほしかった。