ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風
Episodio 03 塀の中のギャングに会え
こうしてアニメで見ると第5部って、王道少年漫画だった第3部、平和だった第4部と比べて、ものすごい『不気味さ』と『奇妙さ』が浮き彫りにされてて、まさにダーク・ファンタジーって雰囲気だったんだなーってはっきりわかるね。
日本人の高校生が主人公で、舞台も日本からスタートだった3部4部と違って、イタリアっていう異国の地で、ギャングっていう俺たちの現実とはかけ離れた人々がテーマだからっていうのも大きくあるだろうな。
今回は特にそういう異国のギャングの話ならではの不気味さが、色彩感覚などの演出面でも意図的に誇張されていたように感じた。
刑務所の中のシーンとか、再点火した後のブラック・サバスの登場シーンとか、雰囲気の作り方が良すぎて思いっ切り引き込まれてしまったもん。
個人的にゾクッと来たのは、ブラック・サバスの登場で色彩反転した後、階段にかかる影がまるでチェック柄のようになっていたシーン。異世界みたいな階段にスッと立つブラック・サバスが最高に不気味で、ディ・モールト・ベネでした。
あと、電線を蛇に変えるシーン。「GE便利だなー」って思わせてからの「あのパンは美味いからな」のズレたコメント。思わず笑ってしまったw。
来週はついにブラック・サバスと対決だ。
楽しみ楽しみ。
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