週刊少年ジャンプ 2018年47号
ハイキュー
ただただ試合が終わらないでほしいと願う研磨。それは「勝ちたいから」じゃなく、「ただ、今この瞬間が楽しいから」。『SLAM DUNK』や『アイシールド21』みたいな勝利至上主義もいいけど、それだけじゃない、バレーの、スポーツの、色々な側面が描かれていくのがこの漫画のいいところだよね。
今週一番お気に入りはこのコマ。この『ド』をコマ枠に使う翔陽の大ジャンプは何度目にしても鳥肌が立つ。
Dr.STONE
これだよこれ。
この漫画は今自分がジャンプで一,二を争うくらい好きな漫画なんだけど、この漫画の唯一不満なところが、「何もかも上手く行き過ぎるところ」だった。それが今週のこの場面で一気に崩れ去った!
あんまり鬱展開が長引くのは好きじゃないけど、少しは主人公たちの思い通りにいかない展開もないとね、刺激が足りないよ。
果たしてここからどう転ぶのか。肩透かしに終わらないことを願う。
BORUTO
やっぱりこの漫画、NARUTO本編の何倍も面白いわ。NARUTO本編が一刻も早く終わってほしいと願っていた日々が嘘のように、毎月続きを楽しみにしている。やりとりが洗練されてるからかな。会話の流れが自然でかつ内容が大人だから、スッと読めるんだよね。今週もボルトとカワキのやりとりはグッときたし。
あと、ナルトがカッコよすぎ。少年時代のナルトはこいつが火影になるなんて不安しかなかったのに、実際に火影になったナルトの頼りになること。年月は人を変えるもんですねー。それにしても大宇宙神になったとたん超絶真面目になったラッキーマンばりの変わりようだけど。なんにせよ、強くて頼れる年長者がしっかり描けてる漫画は例外なく面白い。

BORUTO―ボルト― 1 ―NARUTO NEXT GENERATIONS― (ジャンプコミックス)
- 作者: 池本幹雄,岸本斉史,小太刀右京
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/08/04
- メディア: ペーパーバック
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