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【読んだことない人へ捧ぐ】鋼の錬金術師 が面白い3つの理由

鋼の錬金術師

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今日のレビューをこの漫画にするかは正直迷った。

 

なんせ、1回しか読んでいない上に、内容もうろ覚えなのだ。

 

おまけに、まだ最後まで読んでいない。

 

だけど、強烈に面白かった印象があるのは確かだった。

 

他の漫画に差し替えようかと思ったが、

自分の気持ちに素直に従うと、

第10位は間違いなくこの漫画なのだ。

 

最初の20作は、好きな順にレビューをすると決めたのだ。

最後の最後でブラすわけにはいかない。

 

というわけで、大人気漫画のうろ覚えレビュー、はじまります。

 

 

 

あらすじ

アメストリス国の片田舎リゼンブールに生まれ育った、2人の兄弟天才錬金術*1師、エドワード・エルリックアルフォンス・エルリック。死んだ母親を生き返らせるため、禁断の錬金術人体錬成に手を出した2人は、その報いとして、エドワードは左足と右腕を失い義足義手の身体となり、アルフォンスは肉体を丸ごと失い、空の鎧に魂を宿した存在となってしまった。2人は、元の身体を取り戻すため、絶大な力を持つという賢者の石を手に入れることを誓う。国家錬金術師となり、軍に所属した2人は、賢者の石を求めて、過酷な旅へと身を投じていく―――。

 

 

① 世界に秘められた壮大な謎

この漫画の魅力といえば、何と言っても、

その世界設定そのものに隠された、壮大な謎と仕掛けだろう!

 

一部の登場人物の周辺だけのストーリーに留まらず、

それどころか、この漫画に登場する世界の全体に、

国の成り立ち自体に、地上に生きる人間という種全てを巻き込んだ、

壮大で、かつ、とんでもない『秘密』が隠されている。

国家や政府など最高の権力機関によって、

何百年もの間、何重にも包み隠されてきた、その『謎』と『秘密』と『仕掛け』を、

主人公やその周りのキャラクターたちが、

少しずつ暴き、解き明かしていく。

 

この説明を聞いて、別の漫画が思い浮かんだ人もいるだろう。

そう、今や押しも押されぬ時代を代表する人気漫画である、

進撃の巨人』や『ONE PIECE』も、

この「世界に大きな秘密が隠されている」系の漫画である。

 

鋼の錬金術師』はこのタイプの漫画の先駆者であり、

かつ、その魅力を分かりやすく全面に押し出した作品だ。

 

だから、『20世紀少年』同様、

張り巡らされた伏線と、それによって明らかになる衝撃の真実への驚きは、

すさまじいものがある。

 

読んでて何度、思わず「うっわ!!!!」「ウッソだろおい!?!?」って声が飛び出したか!

 

背筋がゾクッとするその驚きと衝撃。

それこそが、この漫画の最大の魅力である。

 

散らばった点と点はやがて線になり、幾重にも張り巡らされた線は一本に交わり、

世界を揺るがす壮大な物語を紡いでいく。

 

そして、その結末は―――

 

俺もまだ読んでない!!!!!!

 

あぁ、早く続きを読まねば!!

 

 

② 一切容赦のない残酷な展開

鋼の錬金術師のテーマは「ダーク・ファンタジー」だそうだ。

19世紀の産業革命期のヨーロッパをモチーフにした牧歌的な世界観で、

魔法のような錬金術が登場する夢溢れるお話でありながら、

ファンタジーではなくダーク・ファンタジー

 

その理由は、読めばすぐわかる。

とにかく展開が『7SEEDS』や『からくりサーカス』もびっくりなくらい

エゲつない。

読者を、容赦なく絶望のどん底に突き落としてくる。

 

死んでほしくないキャラクターの無残な死。

あまりにも非人道的すぎる世界の秘密。

胸が抉られるほど壮絶で凄惨な登場人物の過去。

そういうのがバンバン飛び出してくる。

 

とにかく、胸を抉られるような、容赦のない展開がお好みの人には、

迷いなくオススメできる作品になってます。

 

 

③ 悪役たちの人間臭さ

さて、そんな容赦なく降りかかる残酷な絶望に立ち向かう、

主人公たち人間の輝きやドラマもこの漫画の素晴らしさの一つなんだけど、

 

それ以上に自分が推したいこの漫画の最後の魅力は、

"悪役" たちの魅力的なキャラクターだ。

 

主人公たちの敵である、人外の存在「ホムンクルス」。

七つの大罪の名を関した、七人の悪役。

彼らのキャラクターと物語の中での動き方がもう、ホント最高なんである。

 

彼らは単なる主人公の敵役に留まらず、

七人がバラバラの理念や思惑を持ち、

様々な局面で思い思いに暗躍している。

 

それはときに、第三勢力として、

トリックスター的に物語を引っ掻き回すときもある。

 

そして何より、人外である「ホムンクルス」を通して、

“人間とは何か” というこの漫画の根本的テーマの一つである問いかけが

垣間見えたりする。

 

人外なのに、敵なのに、時として人間より人間臭いのだ。

 

悪役が光る物語は、名作が多い。

特に、それが七者七様なら、なおのことである。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

世界そのものに壮大な謎と仕掛けが施され、

あっと驚く衝撃と、絶望的で容赦なく残酷な展開の連続で、

魅力的な悪役を含むキャラクターの眼を通して「人間とは何か」を知る。

 

そして最後には、素晴らしい結末が貴方を待っている!

 

 

 

……………………………………………………はず!!!

 

 

あぁ、俺も早く結末を読まなくっちゃあな…。

 

 

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*1:錬金術とは、この物語の世界において発展した技術及び学問。作中では科学の一種として扱われているが、その万能性や利便性はむしろ魔法に近い。