ワールドトリガー
昨日無料公開されたワールドトリガーの79話&80話が熱すぎたので思わず感想を投稿。
たった2話の間にいったい何回のどんでん返しと鳥肌ポイントがあるんだよ!こんなに漫画読んで鳥肌立ったの久しぶりだわ。読むのもう3回目のはずなのに。
ホントにここまで無料で読めるのは大盤振る舞いという他ないから、読んだことない人はぜひ1話から、この80話まで一気に読んでみてほしい。絶対ハマるから。
以下ネタバレなので読む際は注意。
ざっと数えてみただけでもこれだけの鳥肌ポイントがある今回の2話。
【79話】
まさかのヴィザ翁敗北!
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修の『トリガー解除』!
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三輪、事前情報を活かし、ゲートへの変化弾(バイパー)狙撃!
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三輪が基地から引き離されるが、それによってミラがトリオン切れに…!
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遊真&三輪「「敵の位置を教えろ !!!」」!
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三輪の『風刃』起動!
【80話】
狙いは基地への帰還はなく、敵の遠征艇!
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一斉射撃は陽動で本命は遊真の射撃…と思いきや
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『風刃』命中!遊真の射撃も命中し、遠征艇への帰還命令実行成功!
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さらに千佳のトリオンキューブもすり替え済み…!
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しかしその代償として、レプリカとの別れが…!
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そして、大規模侵攻終結…。
どのポイントもブリーチやナルトや他の漫画だったら1ポイントに1話かけてるよ。それを全部たった2話の間に詰め込むなんて!!
こんだけたった2話の間に二転三転どころか四転も五転もする話を漫画で読んだのなんて、『SLAM DUNK』の湘北vs海南のクライマックス以来じゃないか?
読んでて思わず「ふぉぉ…面白れぇ…ッ!」って声出しちゃったよ。電車の中で。
個人的に一番の鳥肌ポイントだったのはこのシーン
こういう別々の場所にいる別々のキャラクターが同じタイミングで全く同じ台詞を叫ぶシーンって最高じゃないですかッ!?
次点でココ
以前のレビューで、「こんな死んでも平気なシステムにしたら、本番の戦闘の緊張感がなくなるんじゃ?って思った貴方。無用な心配です。普段腕や首が吹っ飛んでも平気だからこそ、生身の肉体に戻ってしまったときの緊張感はそらぁもうすごいもんになる。そのパラドックスを最大に活かした場面が、中盤に起こる大規模侵攻のクライマックス。ここは作中屈指の名場面だから、ぜひとも堪能してほしい。」って書いたけど、その場面がまさにここ。
ここで生身の身体に戻ったことは、「その手があったか!」っていう驚きとともに、もう後がない緊張感がグッと激増してこっからの場面が全部面白くなる最高の展開だった。
あとはここ。
もうここは鳥肌立つよね。元祖黒トリガーの面目躍如と共に、主人公(遊真)ですら陽動に過ぎなくて本命が脇役(三輪)っていうのが最高にワールドトリガーらしくてイイ!
今回色んな黒トリガーが出てきて、それがみんな無体な強さだから、「風刃って大して強くないんじゃね…?」と思わせてからの、最後勝負を決めるのが『風刃』ってのがまたイイんだよね!
こうしてみるとやはり大規模侵攻編面白かったなー。というか、全てはこの2話の、この結末のための布石だったと言っても過言ではないかも。素晴らしすぎる。
ああ、やっぱりワールドトリガーって面白いわ。