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【アニメ】モブサイコ100 〜無敵の超能力少年の青春成長物語〜

モブサイコ100

 

 

大好きな漫画なんだが、とにかくアニメの出来が素晴らしい!!

原作を読んだ人も、読んでない人も、とにかくアニメを見てほしい。

きっと、モブくんと、霊幻師匠が好きになること間違いなし!!!

 

現在、第二期絶賛放送中!!

公式PVがすごい。まるで劇場版の予告編!

 

 

 

作品解説

無敵の超能力を持つが、没個性的で目立たない中学生の少年、影山茂夫、通称 モブ と、霊感詐欺商法に精を出す無能力者の詐欺師でモブの師匠、霊幻新隆。彼らの青春の日々や、他の超能力者との対決、そして成長の様子を描いた、SFアクション漫画。

作者は『ワンパンマン』の原作者「ONE」。ただし、今回は村田雄介にリメイクされたワンパンマンと違い、ONE氏本人の絵での商業発売作品だ。

 

過去に上記の記事で紹介したとおり、ONE氏はありていに言ってしまうと正直、絵は上手くない。だが、絵は下手だが「漫画力」はめちゃくちゃ高い。ストーリー、キャラクターの深み、台詞回しはもちろんのこと、構図、構成、コマ割りや、ここぞというときのキャラクターの表情の表現などは流石の一言だ。

 

そして絵が下手だからこそ、アニメ が映える。自分は『進撃の巨人』も『銀魂』もアニメ化が大成功を収めたのは、原作の絵が下手だったからだと割と本気で思っている。両作品ともアニメ化前から超が付く大人気作品だったが、社会現象となるまで跳ね上がったのはやはりアニメ化が大きなきっかけだ。原作の絵が下手だからこそ、アニメ化したときのギャップは大きくなり、特にアクションシーンの見応えは原作ファンも唸らせる出来栄えになる。

御多分に漏れず、この作品も、絵が下手だからこそのアニメ化したときのギャップの恩恵に預かっている。

 

もちろんそれだけじゃなく、制作会社のボンズがとことんこだわり抜いて素晴らしいアニメを作っているから面白いというのが一番の理由だ。めちゃくちゃ絵が動くし、バトルシーンはカッコいいし、演出は全て最高だ。

 

そんな、アニメ『モブサイコ100』の魅力。今回も、3つの観点から紹介していこう。

 

 

 

① 0から100へのカウントアップ

このアニメ、とにかく演出が素晴らしい。

作画はぬるぬる動くし、声優の演技はめちゃくちゃ力が入っているし、音楽はカッコいいし、バトルシーンは迫力あるし、切ないシーンでのキャラクターの表情も素晴らしいし、主題歌とOPもカッコいいし、色彩変化やカメラアングルでの演出も完璧だ。

 

中でも自分が好きなのが、主人公モブの感情のパラメータを表す数値のカウントアップ

この漫画、様々な場面で、主人公モブが普段抑制している感情が0%から徐々にカウントアップしていき、それが100%になったときにモブに大きな変化が起こる。それが一つのクライマックスシーンになっている。

原作では、小さなコマにときおり「モブ爆発まで 21%」「90%」などと差し挟まれるだけのこのカウントアップ、アニメだとめちゃくちゃ演出がイイ!

物語の一番緊迫したクライマックスシーンで、画面いっぱいに映し出された2桁の数値が、ピピピピピッっと上がっていく様子は、ストーリーの盛り上がりと相まって、凄まじく背筋がゾクゾクする…!

 

特に1期のクライマックス、第11話の 100 までのカウントアップシーンはすごい。

 

ぜひ、あの鳥肌演出を体感してほしい。

 

 

 

② カッコいい大人、霊幻新隆

この『モブサイコ100』という作品の大きな魅力の一つで、もう一人の主人公である、大人、霊幻新隆

「霊幻が本当カッコいいんだよ!あれこそカッコいい大人ってやつなんだよ!霊幻はホント大好きなキャラなんだ!」

そう言ってから第1話を読んで(見て)もらったら、多分貴方はこう思うはずだ。

 

なんだこのクソみてーな詐欺師は。

 

確かに霊幻は詐欺師だし噓吐きだしホントにしょーもねーやつだ。だけど超能力と霊能力を持たない以外は何でもこなせる極めて優秀な人物で、口八丁舌先三寸でどんな局面も乗り切っていくその話術と頭脳は流石の一言。

霊能力を持たないのに持っていると偽っているという点で詐欺師ではあるが、依頼された内容はあらゆる手を使って解決し依頼人の期待に応えるという商売人としての矜持も持ち合わせている。

 

そして何より、大人としての強い信念と優しさを持っている人物である。

 

モブたち子供が間違った道に進まないよう、常に諭し導いてくれるし、道を外れた輩には容赦なく指摘し糾弾する。そして、その際自分に及ぶ危険については一切省みない。

 

 

特に1期最終盤の戦いの場面、悪の超能力者集団「爪」の幹部たちと、モブたち中学生3人の超能力者との最終決戦。

激しい戦いの中、敵の超強力な超能力の前に成す術がないモブの仲間たち。この状況を打破できるのは、規格外の強さを持つ最強の超能力者であるモブだけ。だから彼らはモブに、「頼む!君しか頼れる人はいないんだ!戦ってくれ!」と叫ぶ。

だが、この状況で唯一何の能力も持たない霊幻は、こう言うのだ。

「モブ!戦わなくていい!子供がそんな責任を背負い込む必要はない!!」

この状況で、周りが全員ドラゴンボールのキャラみてーな能力者で、自分がたった一人だけ普通の人間で、しかもその中で自分の弟子の中学生が最強の能力者だっていうのに、そんなことは関係なしに、あくまで一人の大人として、一人の子供の人生を考えて行動できる霊幻はカッコよすぎるよ。

 

どんな漫画でもアニメでも、勇者とか主人公とか特別な力を持つ人間に対しては、彼らが中学生だろうと少年だろうと、周りの大人たちは「もう彼しか希望はいない…!頼む、がんばってくれ…!」とか何とか言って丸投げすんじゃん?もうね、霊幻はそんなの関係ナシ。そういう大人たち全否定。それは子供のやるべきことじゃない、大人の背負うべきことだ。と、キッパリ。そうだよなぁ。いかにすごい力を持っていても本当はただの子供だもんなぁ。あの局面で、そんなこと気遣える霊幻は本当すげーよ。

とにかく、そんな霊幻の魅力が詰まった1期最終盤は必見。

 

 

そして、そんな霊幻とモブの絆を描いた、2期6,7話も。

ここはね、自分が原作で一番好きなシーンだったんだけど、最高の形でアニメ化してくれましたよ。

記者会見後、夕焼けの中で交わされるモブと霊幻の言葉に、涙腺崩壊間違いなし。

ぜひ見てほしい。

 

 

 

③ 迫力満点のアクションシーン

冒頭で「SFアクション漫画」って書いたけど、実際、この漫画のジャンルを正確に表現するのは難しい。

冒頭は特にギャグテイストが強いからコメディ漫画でもあるし、でも中盤からはシリアス色が強くなってくるから人間ドラマの側面も強いし、中学生の少年少女たちの青春グラフティでもある。

ただ、作品の全編を通じて、超能力者同士の迫力満点の バトル が大部分を占めているのは、揺るがない事実だ。

 

そして、アニメだとこのバトルシーンのクオリティが凄まじく高い!!!

 

原作の時点で構図や表情の妙から十分迫力はあったけど、アニメはその魅力をおよそ200倍くらいに増幅している。

 

①で紹介したカウントアップ演出も最初に入っている 

 

制作会社の作画班から過労で死者が出るんじゃないかって心配になるレベル。

 

特に2期第5話の最終決戦シーンはすごい。

もはや劇場版。


原作既読者もこの点ではド肝を抜かれるはずだ。

ぜひ見てほしい。

 

 

 

終わりに

さて、この『モブサイコ100』、原作もアニメも第1話は正直あまり面白くない。だが、すぐに上記のような魅力満点の素晴らしいストーリーが展開されるから、そこで回れ右するのはやめてほしい。

とりあえず、アニメだと第3話、原作だと第8話の、モブ vs エクボ の戦いまでは見て(読んで)ほしい。

そこが気に入れば、きっとその後は止まらなくなるはずだ。

 

 

モブサイコ100』、オススメです。

 

 

P.S.

1期のOPテーマ曲が「99」で2期のOPテーマ曲が「99.9」なの、センス良すぎじゃないですか?

 

 

モブサイコ100 1 (裏少年サンデーコミックス)

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