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【アニメ】ルパン三世 2nd series 第145話『死の翼 アルバトロス』が面白すぎたので、全ての人にオススメしたい!

ルパン三世

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ルパン三世 2nd series 第145話

『死の翼 アルバトロス』

 

ルパン三世『死の翼アルバトロス』を全ての人にオススメしたい!

友人に勧められて見た、

ルパン三世 第2シリーズの第145話

『死の翼アルバトロス』

の1話が めちゃくちゃ面白かった ので、今日はその話。

 

ハッキリ言って

なんで俺はこれまでの人生でこれを見てなかったんだ

ってなったわ。

 

みんなも今すぐ見た方がいい。

ルパン三世は1話完結モノなんで、この1話だけ見て全然大丈夫なので。

第145話だけど、ここまでの144話を見る必要とか全くないから。

 

Huluで無料で見られるので、

Hulu入ってる人は今すぐ見るべし!

たった20分だし。

 

正直コレを見ないと

何のためにHuluにお金を払ってるかわからんレベル。

 

他の動画サービスでも見られるのかな?わからん。Hulu入ってない人は自分の動画サービスで探してみてね!

  

みんなご存知 宮崎 駿 監督 の作品です

ちょっとだけ解説すると、この『死の翼 アルバトロス』は、あの 宮崎 駿 監督が、脚本・演出を担当した1話として有名な作品です。

宮崎駿の趣味全開で飛行機がバンバン出てくるしね。舞台が航空博物館だし。

 

スタジオジブリ立ち上げ前の宮崎監督が、映画でも何でもないただのアニメの通常放送の一話に、その天才っぷりを遺憾無く発揮しているという、今では絶対に見られない超絶激レアな1話!

ジブリや宮崎駿のファンなら、見ない理由は何もない!!

 

ルパン三世 second-TV.BD-(25)(Blu-ray Disc)

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  • 発売日: 2010/01/27
  • メディア: Blu-ray
 

世界で最も長い20分!

友人が勧めてくれたときに「内容が濃すぎて20分のはずなのに2時間映画のように感じた」と言っていた。

これを聞いて「あまりにも面白すぎてそう言いたくなるってことで、大ゲサに表現しているというか、あくまで物の例えね」と思っていた。

 

違った。

 

マジに2時間に感じた。

 

人生で「20分が2時間のように感じた」ことはあっても、「ガチで20分を2時間だと錯覚した」のは生まれて初めてだ。

アイキャッチが流れたのを見て、思わず「ウソォ!?」って画面に向かって大声出しちゃったもん。「はッ!?まだ半分!?そんなワケないだろ!?」って。

なんたって、その時点で体感で確実に最低50分は経過していたのだ。

「あー、コレはアレだ、20分って言ってたけど、それは友人の勘違いで、これは多分1時間スペシャルのやつだ」って思いながら見ていた。

 

ところが、終わって時計見たら、確かに20分しか経っていないんである。

動画のタイムラインも確かに24:30となっている。

 

確実に、世界で一番長い20分だった。

 

たった20分の中に、2時間映画としか思えない、ボリュームと、面白さと、充実感と、ストーリーが盛り込まれているのだ。

 

すごい。

 

すごすぎる。

 

流石は宮崎駿やでぇ。

 

「20分が2時間に感じる」という褒め言葉

「楽しい時間はあっという間」「校長先生の話は5分が1時間に感じる」というように、一般的には時間が短く感じるというのが褒め言葉で、時間が長く感じるというのは退屈だということの言い換えとして使われる。

けど、映画やアニメに限って言えば、今回のように「長く感じる」というのが褒め言葉になりうるパターンが確かに存在する。単位時間あたりにあまりにも多くの情報量が詰め込まれているために脳がそう錯覚するのだろうか。

 

たった20分で2時間映画を見たのと同じくらいの充実感を感じられるのだ。20分のアニメを評価するときに、これ以上の褒め言葉はないのではないか。

 

 

究極の冒険活劇エンターテイメント!

何が面白いって、単純な冒険活劇 として、エンターテイメント として、ひたすら 最高に究極に面白い んである。

 

全ての瞬間がクライマックスシーン!1秒たりとも目が離せない!!

余計なシーンは削りに削って、内容の9割が見応え十分のアクションシーンになるように作られてる!

シリアスな部分や説明が必要な部分は全て省いて、映画の面白いところだけをひたすらに集めた20分 になっている。

ちなみに残り1割はスマートな駆け引きシーン。

 

味方も敵もどこか憎めないコミカルなキャラクターばかりで、そいつらが最初っから最後まで 銃撃戦、空中戦、逃亡劇、格闘劇を詰め込みに詰め込んで繰り広げまくるもんだから、1秒たりとも飽きるということがない!

 

もうね、開始10秒のすき焼きシーンから以後一切目が離せないのよ。

最初の1分30秒がすでにめちゃくちゃ面白いってどういうことですか!?

この時点でまだタイトルクレジット出てないからね。

 

ちなみに このすき焼きがめちゃくちゃ美味そう なのはさすが食事シーンに定評のある宮崎駿監督。

 

頭からっぽにして見ても大丈夫!軽い気持ちで見れる楽しいエンターテイメント!!

重かったり長ったらしいシーンは一切なく、何も考えずに楽しく見られる純粋なエンターテイメントだ。

 

これが重い話だったりすると、面白かったとしても身構えて見なきゃいけないもんだから気軽にオススメしにくくなるけど、そういう意味でもヒジョ〜に気軽にオススメしやすい作品だ。

 

おやつ食べながらでも、電車乗りながらでも、今すぐ軽い気持ちで見ても大丈夫!

多分面白すぎて目が離せないから実際電車乗りながら見始めたら降り過ごすけど。

 

 

細かいギミックに対するこだわりがすごい!

何が凄いって、細部に渡る『こだわり』がもうもの凄いのよ。

キャラクターの何気ない仕草 や、画面内に映り込む小物 が、めちゃくちゃこだわり抜いて描写されていて、

もう見ててたまんないのよ!

 

この辺は今のジブリ映画に通じるものがあるけど、映画ならいざ知らず、通常のテレビ放映のアニメのスペシャルでもなんでもない155話のうちたった1話に、これだけのこだわりと気合と執念を入れ込む宮崎駿の狂人っぷりがすごい。

 

多分直接語られていない時代背景とかまでスゲェ考え抜いて作られてるんだろうな。

仕草や小物の細かい描き方は、ストーリーにリアリティを与えるし、何より、たった20分という短い制限の中で2時間映画並みの充実感を与えるために、最高の働きをしているから、見るときはぜひそういう細かい部分に着目して見てみてほしい。

まぁ、わざわざ着目しなくても、自然と目に入ってくるだろうけど。そういう作りになってるから。

 

 

声優の演技が素晴らしい!

あとやっぱ若い頃のルパン声優陣の演技が素晴らしすぎる!

今の声優陣もいいけど、やはりこの人たちは格が違う。

山田 康雄 さん、小林 清志 さん、増山 江威子 さん、井上 真樹夫 さん、納谷 悟朗 さん。

この5人はもうマジで完璧すぎるわ。ヤバイよ。

 

彼らの声は90年代のテレビスペシャルの頃には、残念ながらもう声が歳をとってしまっているんだよね。

だから、久々に現役のテレビシリーズの頃の声を聞くと、もう惚れ惚れする。

やはり、彼ら以上にルパン一味の声をあてられる人たちはいない。

 

山田 康雄 さんのアドリブが素晴らしい!

特に山田康雄さんの細かい台詞回しと言い方が素晴らしすぎる!

なんつーかもう『声優の演技』じゃないんだよね。ルパンそのもの。

台詞の内容も、言い方も、ルパンというキャラクターが実際にこの世に存在しているとしか思えないリアリティを与えている。

 

そして恐らくはめちゃくちゃアドリブを入れてるんだろうけど、そのアドリブがまたすごいんだわ!

よくそんな台詞出てくんなっていう。ルパン本人じゃないと出てこないでしょその状況でその言葉。やっぱり山田さんってルパン本人?

 

栗田さんも頑張ってはいるし大好きだけど、やっぱり山田さんはミスタールパンなんだなって思う。

誰にも真似できない。

 

 

増山 江威子 さんの不二子も素晴らしすぎる!

そしてこの作品のもう一つの見所は『峰 不二子』!

 

正直、自分はルパンの中でも不二子ってあんまり好きじゃなかったんだよね。

ああいう裏切ってばっかの女にも器の大きいところを見せんのがハードボイルドのカッコいい男だってことはわかる。

でも、頭では理解できても心情的にはどうしても理解できないし、不二子はキャラクターとしては全然好きじゃなかった。

 

ところが、そんな自分から見ても、

この作品の不二子はめちゃくちゃカッコいい。

 

スッポンポンにされても不敵な笑みを全く崩さない余裕。助けを待つんじゃなく、自分から拘束を解いて脱出できる自立性。そして男どもをバッタバッタとなぎ倒していく強さ!

 

カッコよすぎんだろ。こんなん俺だって惚れるわ。

 

アクションものやバトルもので女性を活躍させようと思うと、どうしても守られ型の足引っ張られ系の『ヒロイン』にするか、『スカートはいただけの男』(=設定上の性別が女性なだけで、劇中で与えられたポジションと役割は男と大差ない役回りのこと)にするしかないんだよね。

ところが、この話の不二子は、女性性を保ったまま、強くカッコよく立ち回っている。この描き方はマジで素晴らしいよ。

 

そしてその不二子の描き方に一役買っているのが 増山 江威子 さんの演技。

色っぽいんだけど決して軽くはなく、底の見えない怖さを秘めた不二子ってキャラをこれ以上声で表現できる人はいないよ。

17:02の「抱いてってくださる?」の一言は完璧。

 

 

ルパンだからできる20分という時間の使い方

勧めてくれた友人が言っていたことなんだけど、こんだけ余計なものを削ぎ落として、20分をこれだけ充実した時間に変えるのは、ルパン三世という作品だからできること なんだよね。

 

なんせ日本中の全国民のほとんどが、ルパン三世ってどういう内容のアニメで、主要キャラクターがどういう関係性かを理解しているのだ。

「俺ルパンほとんど見たことないんだよね」って人も、ルパンって猿顔の怪盗が主人公で、次元っていうガンマンと五右衛門っていう剣士と不二子っていう色っぽい姉ちゃんの仲間がいて、銭形っていうルパンを追っかける警部がいるってことは、なんとなく知ってるでしょ?

日本人でルパン三世って何の話か知らないし次元と五右衛門の名前すら知らないって人は相当なレアケースなはず。

 

だから、本来必要な、「キャラクターの説明」や「置かれてる状況の説明」を、とことんまで省くことができるのだ。

何の説明もなしに開始10秒ですき焼きを食い始めていきなり銃撃戦が始まったとしても話は大体つながる。

こんな芸当ができるアニメはそう多くない。

 

 

この1話の中にちゃあんとルパンの全ての要素が入っている!

ちなみにその友人が言ってた作品評がかなり的を射ていたので引用。

五右衛門の活躍がちょっと少ないけれど、ルパンの変装のお約束、とっつぁんの見せ場、次元の相棒感、不二子の不敵さ、締めのテーマ、ルパンの要素がしっかり詰められてる、でも詰め込みすぎ感を感じさせない、まさに芸術と言える一本だと思う!

 

個人的にはOPに食べてるすき焼きも美味しそうなのがポイント。

仰る通り、

ルパンの要素とお約束が全部入ってんだよね。

そこも凄いところ。

 

ちなみに五右衛門の活躍が少ないのは『カリオストロの城』にも共通する特徴。

おそらくだけど、宮崎駿は五右衛門があまり好きじゃない。それは嫌いとかそういうことじゃなくて、「使いにくい」んだろうなと思う。

五右衛門の斬鉄剣は現実離れしすぎてるんだよね。ルパン三世自体が現実離れした話ではあるけど、斬鉄剣はその中でも一段飛び抜けてファンタジーになっちゃってるから。持ち出したら何でもアリになっちゃうからね。リアリティが大事な宮崎ワールドとは相性悪いだろうなぁとは思う。だから、どうしても活躍の機会は抑えざるをえない。

そんな中でも、一言二言の台詞でしっかりと存在感を残す 井上 真樹夫 さんの演技は流石。

 

個人的には終盤の メインテーマが流れ出すタイミングが完璧すぎ て大好きです。

「ケリをつける!もう油がねェんだ!」からの『ルパン三世のテーマ '80』。

最高すぎでしょ。失神するわ。

 

余談だが最初のOPが'80なのも個人的には点数がアップしてるポイント。(まぁ、これはたまたまだけれども。)

4つのOPの中で…というか全てのルパンのオープニングの中でこのバージョンが一番好きなので。

曲も絵もカッコよすぎて、マジで日本のアニメ史上一番カッコいいオープニングだと思ってる。

 

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

まーとにかく、見て損はないから今すぐ見なさい。

何も全55話ある4クールのアニメ全話視聴しろっていうんじゃないから。たった20分だから。

お願いだからお金払うから会社の昼休みでもトイレの中でもなんでもいいから見てほしい。

マジでそのレベル。

 

今までルパン知らない人には『カリオストロの城』を勧めてたけど、これからは『死の翼アルバトロス』を勧めるわ。たった20分だし。

 

ルパンって素晴らしいよね。

あー、Hulu入っといてよかった!