週刊少年ジャンプ 2020年48号
逆襲シャトル
文句なしに今週のジャンプで一番面白かったです。
金未来杯なのに。
金未来杯の漫画を面白いと思ったの初めてかも。
調べたら金未来杯ってもう16年経つんですね。16年もやってるのに今回初めて面白いと思ったかも。ホント金未来杯ってハズレしかなかったからな。
絵の迫力もしっかりあって、主人公2人も解説役も敵も魅力的で、バドミントンの面白さと戦略性を知らない人にも非常にわかりやすく論理的に説明してくれている。
最後負けて終わるところも良かったですね。安易に勝たせない。でも一矢報いさせる。素晴らしい。
ハイキューに通じる魅力がありました。
劣化ハイキューと言ったらそれまでなんだけど、そもそもハイキューみたいな「王道」の漫画ってパクるだけでも大変だからね。ああいう、スポーツの迫力と魅力を知らない人にもわかりやすく、心の底から響くような漫画なら、どんなに量産されても大歓迎ですよ。てか、そもそも画力と漫画力がきちんとある人じゃないと描けないし。
期待してるからこそ安易に連載に持ってってほしくない、きちんと実力とつけて作品を練り上げてから出てきてほしいけど、これが人気出たら連載させちゃうんだろうなぁ。金未来杯だし。
この作品が下手に連載になって見る影もなくつまらなくなるところは見たくないなぁ。なんとか安易な連載は思いとどまってほしいですね。キッチリ準備して、満を辞して出てきてほしい。
チェンソーマン
前回、「次回パワーちゃんが出てくるときはシリアスになると思ってた」と言いましたが、一週遅れでシリアスになりました。
ここで第一話のフラッシュバックを持ってくるってのがなぁ…先週まで散々セオリーガン無視の好き放題やっといて、ここで漫画の基本に忠実な展開を持ってくるって、ズルいよ。こんなん感動してまうやんか。
さて、
ようやく、
ようやく!
デンジの復活です。
ここから展開はどうなっていくんでしょうか!?
ぼくらの血盟
うわぁ、エグい…。
これはちょっと、めちゃくちゃ胸糞悪くなる展開です。
幼い子供が幼い友達を殺してしまうってのがホント胸が痛い。
死柄木の過去に通じるものがありますが、母親ってのは「子供のためなら死ねる」って覚悟があるからまだちょっと見てられますが、相手が何の罪もないただの良い子ってのがなぁ…しんどい。
本編が面白かったかはともかく、この展開はちょっと心に残りました。良い意味は悪い意味かはおいといて。