週刊少年ジャンプ 2020年28号
チェンソーマン
「銃の悪魔」はすでに倒されていて、人間にいいように軍事利用されていた。
いやぁ、藤本作品らしいブラックな展開ですねぇ。
ていうか「銃の悪魔」って普通に現実の「銃」の悪魔だったんですね。
あくまで比喩かなんかだと思ってた。いや、能力が銃なのは知ってたけども、アレも悪魔ならではの特別な銃かなんかだと思ってました。まさかマジで普通の銃だったとは。
こういうブラックで人間が一番怖いみたいな話好きなんで、なかなか好みの展開です。
タイムパラドクスゴーストライター
この一枚絵一コマで、好感度ゼロだった主人公の好感度がちょっと上がりました。
やはり絵の力って偉大だ。
この漫画嫌いだと思ってるんだけど、なんだかんだこうやって気にしちゃってる時点で自分の負けというか、(この漫画が)勝ってるんだろうなぁ。
連載作品にとって最大の敗北は嫌われることではなく、意識すらされないことだと思うので。
約束のネバーランド
結局エマの記憶は戻らず、それでもいいから共に生きていこうというオチでした。
うん、まぁ、先週言いましたよ僕、「陳腐なエンドにはしてほしくない」って。
でもそれは「なんか知らないけど友情パワーで記憶が戻りましたー」っていうのが嫌だっただけで、理想を言えば例えば×××とキチンと契約を結び直した上でエマの記憶を取り戻すとか、そういう合理的に納得できた上でのハッピーエンドを希望していたということなんですよ。
ハッピーエンド至上主義者の自分としては、やはりエマの記憶は戻ってほしかった…。
とはいえそれはあくまで一個人の勝手な希望であり、
長期連載作品の最終回としては普通に良かったのではないでしょうか。
4年間最初から最後までしっかりと楽しませてもらったのに、最終回がちょっと願望と違ったからって文句言ったらバチがあたる。
白井先生、出水先生、4年間、おつかれさまでした!
最初は web漫画によくありそうな設定だなー と、大して期待はしてなかったんだけど、シスター=クローネの美味しすぎるキャラクターで跳ね、GF脱獄クライマックスは最高に盛り上がって普通に面白かった。
何より、レウウィス大公のキャラが良かった箱庭編が一番好きでした。
楽しい時間を、ありがとうございました!!