週刊少年ジャンプ 2019年36・37合併号
今週は魂震わす見開きと一枚絵だらけで嬉しい!
どれか3つに絞れないよ、どれも素晴らしい。
ハイキュー
いや本当に1話の中に何回逆転に次ぐ逆転仕込んでくるんだろうね。
これでまだラスト1点とかじゃないんだぜ、この盛り上がりで。
今週は読んでて辛い1話だったから、来週は烏野の逆襲が始まるといいな。
呪術廻戦
最近、この漫画も一種の「オサレ」漫画なんじゃないかと思い始めてきた。
『BLEACH』とは狙ってる層は全く真逆なんだけど、「ある特定の"カッコつけ"層の需要を満たすようなキャラクターの言葉や行動のやり取りを楽しむ漫画」っていう意味では本質は共通してるんじゃなかろーか。
『BLEACH』が狙っているのは厨二病患者、この漫画が狙っているのはヒネクレた漫画読み、という違いはあるけれど。
プロットではなく雰囲気を楽しむ漫画というのも似ている。
今週のこのシーンとかめちゃくちゃ「オサレ」だと思ってしまったもん。あぁ、ヒネクレた漫画読みが好きそうな感じだ、って。
ちなみに批判じゃなくて褒め言葉ですこれは本当に。ある特定の需要をバッチリ満たす漫画を描けるって本当に素晴らしいことだと思ってるんで。
僕のヒーローアカデミア
かねてより自分は、「ラスボスが主人公みたいに成長していく漫画ってないかなぁ」と思っていた。悪役が主人公ではなくて、ライバルキャラでもなくて、正義の主人公の成長も描く傍らでラスボスになる(後の)悪の親玉の成長も並行して描かれるような漫画。
小物だったザコが成長してラスボスになっていく様が描かれていったら、結構面白いと思うんだけどなぁ。そんな漫画ないかなぁ、と思っていた。
あったよ。
今のヒロアカがまんまそうなってる。
そして思っていた通り結構面白い。
小物だった死柄木がラスボスのオーラを徐々に身に付けていくのは結構読み応えがあるなぁ。