週刊少年ジャンプ 2019年3号
Dr.STONE
いやー、何もかも上手く行き過ぎなんだけどねー。ここまでノリと勢いで押し切られるともういいかなってなってくるっていうか、作者があまりにもノリノリで楽しく描いてるのが伝わってくるから、読んでてこっちまで楽しくなってくるし、この漫画はこれでいいんだなーって最近は思うようになってきた。
この漫画は原始時代から現代文明を復活させるのを千空が生きてる間に完遂させようとしてるんだから、それこそリアリティとか吹っ飛ばさないと追いつかないわな。テーマがテーマなだけに、もっとリアリティがあって、それこそ失敗を繰り返して、何代も主人公が世代交代しながら、何百年もかけて少しずつ文明を復活させていく、なんてテイストのDr.STONEも読んでみたかった気がするけど、まぁジャンプ向けじゃないわな。
これからも千空たちは上手くいき過ぎてゆくのでしょう。そしてその様子がノリと勢いで楽しく描かれてゆくのでしょう。俺たちはそれを何も考えずワハハと笑いながら楽しめばいいんだな。
ハイキュー
絵の力で有無を言わさず捻じ伏せてくる漫画その①。
小細工も理屈も全て吹っ飛ばす圧倒的エースの存在感を、実際話の上でもごちゃごちゃ理屈を並べたてておいて最後に何も言わず1枚絵を読者に叩きつけることで表現してくる。すげぇ。
主人公チーム以外のチーム同士のバトルって普段あんまり興味沸かないんだけど、今週の最後のシーンで来週がちょっと楽しみになってきた。
火ノ丸相撲
絵の力で有無を言わさず捻じ伏せてくる漫画その②。
対戦カードがカードだからか高校時代のときのような緊張感が戻ってきたようでよかった。
最後の「両者必殺の間合い」のモノローグはゾクッときた。絵の力じゃなくて字の力だったけど。