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【漫画】名探偵コナン 〜今こそあえて、その第1話をふりかえってみよう〜

名探偵コナン

 

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今でこそ本格ミステリ、緊迫のサスペンスって感じで世間から認知されている『名探偵コナン』

でも、今その『コナン』の1巻を読み返すと、めちゃめちゃコメディ寄りに描かれているって事に気付く。

 

前作『YAIBA』のノリそのまんま。

黒ずくめの男たちはなぜかジェットコースターに乗ったり警察にビクビクしたりしているし、事件のトリックもめちゃめちゃ無理があるし。

 

読んだことがある…というか、俺はコナンをちゃんと1巻から順に追いかけていたタイプの読者だったはずなのに、大学生のとき、数年ぶりに1巻をあらためて読み返したら、「オイオイ、コナンって最初こんなんだったのかよ…。」と思わず笑ってしまった。

 

おそらく作者は、最初コナンをコメディとして描くつもりだったんだろう。ところが、思いの外、リアルサスペンス寄りの路線でウケてしまったので、どんどんシリアスなサスペンス方向に舵を切っていった。

その結果、1巻のノリと現在のノリが全然違うし、作者が1巻を描いた頃には予想していなかったシリアスなサスペンステイストの漫画になったんだろうな。

 

名探偵コナン (1) (少年サンデーコミックス)

名探偵コナン (1) (少年サンデーコミックス)

 

 

………。

 

……という記事を書こうと思って、今日、さらに久々に『コナン』の第1話を読み返したら、

 

最初からけっこう真面目にシリアスしてたよ!!

 

いや、今に比べたらコメディ寄りではあるけれども、少なくとも『YAIBA』のノリそのまんまってことはない!

いやどうだろう、『YAIBA』の方も数年読み返してないから、終盤はこのぐらいシリアスなノリだったのかも?もはやわからないけれど、でも『YAIBA』初期のノリと比較したら、「作風変わった!?」と驚くぐらいにシリアスなサスペンスにはなっている。

 

そもそも俺が最初にコナンの1巻を読んだのは、10巻が発売された頃だから、

1996年。

それからどんどんシリアスになるコナンを順を追って読んでいって、数年ぶりに近くの定食屋で気まぐれにコナンの1巻を読み返して、上記の感想を抱いたのが、

2007年ごろ。

そしてその感想を抱いたまま十年以上の月日が経過し、今日、三度目、このブログのために第1話を読み直したのが、

2019年。

そらあ印象も違ってくるわな。

 

上記に描いたように、黒ずくめの男たちの行動も可笑しいし、トリックは無理がありすぎるし(これは今もか?)、ノリはコメディ漫画の残り香が抜け切ってない部分がチラホラ見受けられるけど、少なくとも「これから今までとは違うシリアスで緊迫したサスペンス漫画を描いてやるぞ!」という作者の気概みたいなものは十分感じられる。

 

 

それでもやっぱり第1話のツッコミどころは面白い

まぁでも第1話のツッコミどころはやっぱり面白いよね。

黒ずくめの男たちがジェットコースターに乗ってた理由が、「高いところから人を探すため」ってのが面白すぎるwww え?それ観覧車じゃダメだったん??ワンチャン観覧車のない遊園地だったとしても、流石にジェットコースターはなくね?乗っても探せなくね?? そもそもあのカッコで男2人でジェットコースターに乗るって時点で既に面白すぎるだろwww

そして警察が来たら思いっ切りビビる2人。

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いやぁ、今やシリアスの代名詞とも言えるカッコいいジンさんにも、こんな時代があったんですなぁ。なんだか微笑ましくなるね。

 

そしてジェットコースター殺人事件のトリックのぶっ飛び具合ね。

「体操をやっているあなたなら、コースターの上でもこれぐらいの事はできる!」

いやいやいや、できねぇよ。

疾走するジェットコースターの上で安全バーを抜け出して後ろの席の乗客の首に輪をかけてフックをレールにかけて自席に戻るという、雑技団もビックリの離れ業を「体操部だから」という一言で片付けるこの超理論。

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やっぱり何度見ても面白すぎるwww

 

 

名探偵コナンはコメディである!

まぁ、前作に比べたら第1話からはるかにシリアス寄りの雰囲気で始まったこの漫画だけど、それでもやっぱり「名探偵コナンはコメディである!」という意見は覆せない。

だって、作者がそう言ってるから。

 

「コナンのジャンルはミステリーではありません。ラブコメです」って、作者がそう明言してるんだよね。

俺がコナンじゃなくて金田一派なのもこれが理由。だって、そもそも「どっちのミステリー漫画が好き?」とかそういう次元じゃなくて、ジャンルが違うんだもん。「金田一はミステリーで、コナンはラブコメ。俺はラブコメじゃなくてミステリーが好きだから、金田一が好き」

 

トリックに無理があるのもそういう理由なのかもね。

金田一も本格ミステリーファンからしたら相当穴だらけだったりぶっ飛んだトリックだらけみたいだけど、少なくとも毎回解決編前に犯人とトリックを当てるクイズを公募して、毎回数人は完璧な正解者が出るくらい、読んでる側からして筋道が通った謎解きができる。

対してコナンは、最近読んでないからわからないけど、あれってちゃんと読者が推理することは可能なのか?自分が読んでた記憶を辿ると、金田一よりも遥かに「おいおい…。」って思った真相が多かった気が…。

 

 

おわりに

コナンには色々と複雑な思い入れがある。

金田一よりも先に出会って読み始めて、ミステリーというものの面白さを教えてくれたこと。アニメ化したときに、アニメ第1話をみんなでワクワクしながらリアルタイムで視聴したこと。その後20巻くらいまでは真面目に読んでいたけれども、引き延ばされまくる展開に嫌気がさしてきて、次第に読まなくなったこと。そして「完結したら、最後の10巻だけ読もう。もうそれでいいや」と思ったのに、気付いたらもう100巻に迫る勢いになっていること…!

 

コナンって、終わるのかね?

 

まぁでもこち亀だって終わったんだ。漫画である以上、いつか終わりが来る。

その日が来たら、またあらためて読んでみようかな。

 

 

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名探偵コナン (96) (少年サンデーコミックス)

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