バチェラー・ジャパン
自分にとってバチェラーは
「S級に面白ぇえええええええええ!!!!!」
っていうほどのものではなくて、
嫁と一緒にあーだこーだ言いながら見るのはまぁまぁ面白いかな、くらいのもので、そこまでハマっているワケじゃない。
実際、一人だったら多分見ていない。
でも最近あまりにも周りがバチェラーの話ばっかりするので、「世間の人はそんなにハマっているのか…」と驚いている次第。
そんなに人気があるものをせっかく毎回欠かさず逸早く見ているのだから、気が向いたときにちょこちょこと感想を綴っていこうと思うよ。
実際、見ながらあーだこーだ言うのは結構楽しいし。
気の向くままに筆を走らせたら、大分偏見に満ちた文章になってしまった。ここに書かれているのは一個人の一番組に対するたわ言であり、特定の性質の女性や特定の職業に従事する女性を差別する意図は全くありませんので、何卒ご了承ください。
以下、今回のネタバレあり。
田尻さんの告白と、濱崎さんの告白の違い
さて、今回のハイライトは何と言っても 田尻さんの子持ちカミングアウト でしょうよ。
ワンチャン、秘密を抱えたまま脱落する可能性もあると思っていたので、ここで満を辞してのカミングアウトは俺も嫁と一緒に大盛り上がり!
しかし、最高のカミングアウトの仕方だったね。
マイナスダメージを最小限に抑え切った。見事。
ただ、子持ちなんて、どんなに最高の形でカミングアウトしようと、でっかいマイナスにしかならない のは確かだから、あとはバチェラーがそこまでして田尻さんを選びたいか。その覚悟はあるのかってだけ。
対して明暗がくっきり分かれたのが、今回の脱落者の濱崎さん。
(推しメンの一人だったのに…残念;)
バチェラーは濱崎さんを落とした理由として「そういうことは初めから言っといて欲しかった」的なことを言っていたが、それって田尻さんも同じじゃねぇの!?それは言い訳で若いから、結婚のイメージが他の人と比べて沸かないから落としたんだろ!?と、俺は思っていた…が!
嫁が切る!
嫁曰く、田尻さんと濱崎さんには決定的な違いがあると。
濱崎さんには「グアムでそれを話すチャンスがあったのに話さなかった」ってマイナスがあったんだよね。
バチェラーの中に、グアムでのツーショットデートである程度濱崎さんとの結婚のイメージが出来上がっていたのに、今更になってそれを覆すような前提の話をされて、そんなん困るわ、最初に言うといてくれよ、ってなったんじゃね?とのこと。
対して田尻さんは、本人がずっと言っていたように、ここまで一度もちゃんと真面目な話を二人きりでする機会はなかった。バチェラーにとっても今日が初めて田尻さんとの結婚像を真剣に考える日で、その日のうちに大事な事実をきちんと打ち明けてくれたことはバチェラーにとっては大きなプラスだったんじゃないか、とのこと。
なるほどねー。
盤石な野原さん&水田さん、当落線上の岩間さん
ストーリー上のハイライトは田尻さんの一世一代の告白だったけど、
我々の注目点は目下、我らが一番の推しメンの岩間さんがかなり危うい位置に来てしまったということだった。
盤石な足場を築いている野原さん&水田さんがいるというこの状態で、バチェラーに「あなたのことはそれほど」と言ってしまった岩間さん!果たして、残るのか!?落ちるのか!?
めっちゃハラハラしながら見てました。
ところが結果は残留。
他の全員が好き好きビーム出している中で、「いや、まだそんな好きちゃうし」ってハッキリ言ってきた女を残すなんて、逆にこれは相当気に入ってるんじゃね?
最後に選ばれるのは水田さん?
まぁ、岩間さんが相当気に入られているとしても、今のところ野原さんと水田さんが盤石すぎて、もう最後まで残るのはこの2人なんじゃないか?とまで思えてきた。
そうなると、俺はおうつまさんの意見に結構賛成なので、野原さんは最後の2人まで残ることはあっても、最終的に選ばれる確率は相当低いんじゃないかと思ってる。
「バチェラーぐらい自分に自信があったら、普通に野原さんを選ぶこともありえるんじゃねぇの?」と思う方、それは甘いと思う。
完璧すぎる女性に引いてしまうというのは、1位の男性にも当てはまってしまうというのは、本能的な男の性なのだと自分も思う。*1
これが、友永さんと野原さんとの1対1の恋愛で、他と比較できるとしても普通の生活の中で自由恋愛に近い形だったとしたら、野原さんを選ぶことは普通にありうると思う。
ただ、この、並列な女性数人の中から「選べる」という状況で、完璧すぎるという 欠点 を抱えた女性をあえて選ぶとしたら、相当他と比べて野原さんという個人をズバ抜けて気に入ってないとしないんじゃないかと思う。
特に、今回のバチェラーは真剣に結婚相手として女性を見ていて、結婚相手として致命的な欠点を持っている女性はここまで容赦なく落としてきたのだ。野原さんと水田さんが最後に二人残って、思い入れも甲乙つけがたい状況だとしたら、普通な 水田さんを選ぶんじゃね?だから、最後に選ばれるのは水田さんだろ!と、俺は思ったのだが…
嫁が切る!
「え?最後に水商売の女なんか選ぶ!?」
なるほど、世間一般的にはホステスというのは大きなマイナスポイントになるのか…。
「しかも一時期だけ社会経験としてホステスをやってて普通の仕事も経験してるならともかく、彼女の場合はずっとホステスやってたわけでしょ?バチェラーなんて家柄とか世間体も大事なんだから、そんな人がお水の世界だけでずっと生きてきた人を最後に選ぶかなあ?」
そうなのだ。風俗嬢とかと比べると随分健全なイメージがあったし、気遣いとかができてむしろプラスポイントかと思っていたが、お水はお水なのだ。
俺はあまり気にならなかったが、世間一般的な感覚としてこういう意見がある以上、バチェラーももしかしたらそこを見て最終的に落とすということは十分にありうる話だ。
となると、最後に選ばれるのは…?
とにかく今回重要なのは2つ。
・探しているのは「結婚相手」
・並列な女性数人の中から「選べる」立場にある
この状況で、バチェラーだろうと誰だろうと、考える基準はこうなる。
大きなプラスがあるより、大きなマイナスがないこと。
これが結婚相手じゃなくて刺激的な恋愛相手を探しているんだったら、子持ちだろうと完璧すぎだろうとお水だろうと、自分の心をググッと掴んでくれる大きなプラスがある人を選ぶだろう。
また、結婚相手を探しているとしても、これが普通の生活の中の1対1のお付き合いだったら、「欠点があろうと関係ねぇ!俺が惚れた女を選ぶんだ!!」となるかもしれない。
だが、同じくらい魅力的に感じる女性が数人いて、その中から結婚相手となる女性を選べと言われた場合、間違いなく大きな欠点を持っている女性から落としていく。
それでも、久保さんや小柳津さんはある程度自分の好みの、結婚相手としてはわからないけど恋愛的に魅力的な女性は残しておく傾向にあったけど、今回の友永さんは本当に容赦なくバンバン落とす。見てて気持ちいいぐらい。
メルヘンの国分さん、
神戸に行く気がなかった浦田さん、
国籍の違う李さん、
自らビッチを名乗る加賀美さん、
集団行動のできない髙田さん、
年下すぎる濱崎さん。
そう考えると、今残っているメンバーも、たった一人を除いて全員爆弾を抱えているのだ。
完璧すぎる強すぎる野原さん、
水商売の水田さん、
子持ちの田尻さん、
個性の強すぎる中川さん。
恋愛相手や1対1の付き合いならともかく、選べる状況で他にもいい女がいる状況で、果たして彼女たちを選ぶか?ということ。
そうなるとやっぱり最後に選ばれるのは
岩間さん
ということになるんだよなぁ。
彼女の強みはとにかく欠点がないこと。
リスクがないと言い換えてもいい。
それは刺激的な恋愛相手を探すときはマイナス点かもしれないけど、ことこの「バチェラー3」という場においては、最強のステータスに思える。
このまま条件なんかぶっちぎるぐらいパーソナルな部分で友永さんの心を掴む奴が現れない限りは、普通に岩間さんが選ばれるんじゃないかなぁ。
逆に言えば、「そんなの関係ねぇ!」っていうぐらいに熱い気持ちにさせれば、全然可能性はあるってことだけど。
「誰にしようか迷う〜」ぐらいの差だったら、人間は絶対にリスクが少ない方を選ぶ。
特に今回の友永さんは、尚更。
さて、ここからこの不利な条件を逆転させて最終的に選ばれる人はいるんでしょうかね?
それとも普通に岩間さんが選ばれるのか?
また次回からもあーだこーだ言いながら見守っていくとしましょう。
*1:リンク先の記事はとても面白いのでオススメ