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【好きなものを好きなように語る】ダンガンロンパシリーズを語る

ダンガンロンパ

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 2010年に第一弾がPSPで発売されたアドベンチャーゲーム

 

ジャンルはいわゆる「推理ゲーム」だ。殺人事件が起こったら、探偵役の主人公がその捜査をして、証拠を集めて推理をして、トリックと犯人を解明させる。

知っている人には『逆転裁判』と同じようなゲームだと言えばわかりやすいかな。逆転裁判を知らない人に言うと、自分がコナンや金田一になりきって捜査と推理ができるゲーム、って言えば伝わりやすいか。

 

逆転裁判やコナンや金田一との大きな違いは、ミステリーだけじゃなくデスゲームの要素も大きく入っていること。

16人の高校生が何者かに閉じ込められて、殺し合いを強要される。「俺たちは殺し合いなんかしない!」と反発する彼らだが、黒幕の卑劣な誘導によって殺人事件が発生してしまう。犯人を解明しなければ、待っているのは犯人以外全員の死。主人公たちは、生き延びるため、目の前の難解な事件に立ち向かっていく!

というストーリーだ。

 

 

現在1,2,V3と3作が発売されているが、これが全部、

とんでもなく面白い。

 

 

俺が東京に来てからの6年半で経験した全ての漫画アニメゲーム映画ドラマ小説の中で最も夢中になった作品こそが、このダンガンロンパシリーズ』だ。

 

続きが気になって夜も眠らずに先をプレイすることに没頭したし、衝撃的な展開に鳥肌が立ちっぱなしだったし、声優の名演技に心を揺さぶられたし、ときには感動して涙したし、テンポのいいゲーム性が快感すぎて何周も何周もプレイしたし、思い入れが強くなりすぎてミニゲームやトロフィー集めにまで没頭したし、とにかく凄まじい勢いで夢中になって遊んだ。

 

いったいこのゲームの何が、俺の心をそんなに鷲掴みにしたんだろうか。

 

 

 

実はこのゲームを構成する要素は、一つ一つに分解してしまうとどれも大したものじゃない。

中二病なキャラクター、二流のミステリー、ちょっとしたミニゲーム、よくある設定、ゲームの歴史に残るほどではない音楽、そこそこ楽しい台詞回し。

 

ところが、これらがすさまじく絶妙なバランスで歯車がガッチリと噛み合うことで、とんでもない面白さを生み出すんである!

 

ミステリーはゲームとして「自分で解く」ことで楽しさが激増し、一つ一つ謎を紐解いていくことでプロットが輝いていく。ストーリーが面白く感じるとキャラクターへの思い入れも強くなっていく。

「謎解き」と「アクションゲーム」という今まで相容れることのなかった2つを融合させることで、シンプルなミニゲームがめちゃめちゃ緊張感と迫力のあるものに変わる。さらには終盤になると、「ストーリー」と「ゲーム性」を融合させた、今までに見たことのない全く新しい、斬新で、感情移入を加速させる演出を味わうことができる。

音楽や台詞回しも、これらのストーリーやキャラクターやミニゲームにこれ以上ないほどにマッチしている。そして要所要所で工夫された演出が、物語全体のクオリティを大きく底上げしている。

 

 ↑ アクションと推理が融合した、名物「ノンストップ議論」。矛盾した証言に証拠の弾丸を命中させることで、議論が次の段階へ進む。

 

まさにモッツアレラチーズとトマトのサラダを食べた億泰の心境である。トマトとチーズをバラバラに食べるとそれなりなんだけど、一緒に口に入れると信じられないくらい美味しくなる。

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ハーモニーっつーんですかあ~、「演出の調和」っつーんですかあ~。音楽がゲームを!ゲームがストーリーを引き立てる!…つうーっ感じっスよお~っ

 

ダンガンロンパで俺が大きく学んだのは、漫画やアニメやゲームなどのエンターテイメント作品の面白さは、プロットではなく演出で決まる!ってことだ。

いや、ダンガンロンパはプロットもいいんだけど、その良さを200%まで引き出してるのは、間違いなく演出の良さだ。そしてその演出は、「ゲーム性」「音楽」「キャラクター」「世界観」の全てが融合することで生まれてくる。

 

どれか一つ、何か優れているものがあるワケじゃなく、2つ以上の要素が融合することで、唯一無二の魅力が生まれてくる。たくさんの歯車がとても綺麗に精密に噛み合って相互作用することで、最高に面白いゲームが出来あがる。

 

ダンガンロンパ』は、エンターテイメントの総合芸術だ。

 

だから、アニメは絶対見ちゃダメ。アニメはこの精密に噛み合った歯車から、「ゲーム性」をまるまる削ぎ落として、「音楽」や「台詞回し」を大きく劣化させた最悪の駄作だ。残ったのは中二病のキャラクターと二流のミステリーだけ。あんなものをダンガンロンパだと思われたら、ファンとしてはたまったもんじゃない。

アニメは1と3の二つがあるけど、3は面白いらしい。俺は見てないから何とも言えないけど。

 

 

 

ダンガンロンパのもう一つの大きな魅力。

それは、1,2,V3の全てに存在する、

大どんでん返しだ。

 

主人公たちは、なぜ閉じ込められているのか。

なぜ殺し合いを強要されているのか。

黒幕は誰なのか。

この世界には、いったいどんな謎が隠されているのか。

そこには、大きな 秘密 がある。

 

しかも、同じように「16人の高校生が限られた空間に閉じ込められ殺し合いを強要されている」という共通した舞台設定でありながら、そこに隠された 秘密 は1,2,V3それぞれで全て異なっている。

 

そしてその全てが、

全く予想だにしない衝撃の結末

なんである。

 

しかも、

1で受けた衝撃を2は上回ってくるし、

2で受けた衝撃をV3は上回ってくる。

 

正直、2が傑作すぎてV3は全く期待せずにプレイし始めたんだけど、V3こそが最高傑作だった。このプレイヤーの期待を大きく上回り予想を大きく裏切るスタッフの創作意欲と悪意には脱帽だ。

 

この衝撃の結末を味わうためだけに全作品をクリアする価値はある。

ぜひ、ネタバレなしでプレイしてみてほしい。

 

ひとつ注意が必要なのは、2は丸々1のネタバレになっているから、必ず1→2の順にプレイすること。V3も、できれば1,2をクリアした後にプレイした方がいいかな。

 

 

正直、1をクリアした時点でのテンションは、「まぁまぁ面白いじゃん!よし、2もやろ!」くらいのもんだった。それが、2の最終盤の5章と6章のあまりの衝撃に完全に虜になった。そして、V3は全てが面白かった。

 

今なら1,2のリマスター版と、V3が、PS Vita でいっぺんにできる。何?PS Vita を持ってない?正直、このためだけに PS Vita を買う価値はあるよ。俺はこのためだけに買った。そして、その価値はあった。

 

調べたらPS4でも「1.2 Reload」と「V3」両方プレイできるんだね。PS4持ってる人はぜひこちらをどうぞ。

【PS4】ダンガンロンパ1・2 Reload
 

 

ゲーム史に残る衝撃の結末。

ネタバレする前に目撃せよ!