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【好きなものを好きなように語る】東方Project を語る

東方Project

 

いずれちゃんとしたレビューを書くとして、とりあえず好きなものを好きなように書きなぐるシリーズ第1弾。

 

東方Project

 

2005年~2010年頃にかけて、ニコニコ動画を中心に一世を風靡したシューティングゲームシリーズの総称である。

 

とにかく個性豊かな女の子が山ほど出てくるのが特徴で、原作者の下手な味のある絵を沢山のファンが美しい女の子に描き変えて、オリジナルのイラストや漫画や動画やゲームやアニメが凄まじい勢いで作られたことでオタク界の一大勢力になった、オタクの間では知らない者はいないゲームだ。

 

だから、中途半端に知っている人に「東方が好きだ」というと、「あぁ、萌え豚ね。」っていう蔑んだ目で見られる。

 

だが、声を大にして言わせてほしい。

 

このシリーズ、

純粋にゲームとしてめちゃくちゃ面白いんである。

 

ジャンルはシューティングだから、簡単に言うと弾を避けるだけのゲームなんだけど、たったそれだけのことがすさまじく面白いんだよね。

東方はシューティングはシューティングでも「弾幕シューティング」っていって、画面を埋め尽くさんばかりの凄まじい量の弾幕が襲ってくる、高難易度のシューティングゲームだ。

この方式を可能にしたのは、自分の機体のどこかに弾のどこかが触れればアウトなんじゃなくて、自分の機体の中心の小さな点に、大きな弾の中心の小さな点が当たったらアウトになるという、当たり判定の調整だ。だから、一見すごい量の弾に自機が埋まっているように見えても、自機と弾の中心同士が触れていない限りはセーフってこと。

これによって何が面白くなるかっていうと、見た目絶対避けるの不可能だろっていう難しそうな弾幕が、練習すれば避けられるようになっちゃうこと。そうなると、避けながら「俺ってすごくね?俺って天才じゃね!?」っていう『俺スゲー感』を味わうことができる。

↑ これが練習すれば避けられるようになるんだからすごい

 

それでも普通のシューティングゲームから比較したら難易度は恐ろしく高い。それが練習すれば段々と避けられるようになってくるし、何より画面を覆い尽くす美しい弾幕を必死で避けているとアドレナリンという名の脳汁がドバドバ出て楽しくて仕方ないんである。

 

そしてクリアーしたときの達成感が半端ない!!

二百回近く挑戦し続けて、初めてNormalモードをノーコンティニューでクリアーしたとき、俺は部屋の中で立ち上がってガッツポーズを取りながら「やったーーッ!!」って絶叫したもん。*1

 

長いゲーム人生の中でも、声を上げてまで喜んだのは、

・『ジョイメカファイト』のスペシャルのホウオウを倒したとき

・『ロマンシングサガ -ミンストレルソング-』の真サルーインを倒したとき

・『東方風神録』の八坂神奈子を倒したとき

の3度だけだ。

 

とにかく難易度の高いゲームなのに練習すれば確実に上手くなっていくことが実感できる。そしてクリアーしたときの達成感は半端じゃない。だから止められないんである。

 

 

弾幕シューティングに詳しい人は、ここまで読んで、「でも弾幕シューティングならこんなオタク御用達のゲームを選ばなくても他に沢山あるじゃん」と思うかもしれないが、俺はどうにも飛行機とかの機械に感情移入できないんである。

シューティングゲームって大抵が操作するのは無機質な飛行機や戦闘機である。敵キャラもなんかでっかい脳味噌とかアリジゴクみたいなモンスターとかそんなんばっか。台詞もほとんどないし全然感情移入できない。RPGやアクションゲームはだいたい主人公は人間*2だから感情移入しやすいのに。

 

ところが東方は敵も味方も全員人の形をした、個性豊かなキャラクター性を持った人間(や妖怪)だ。台詞も沢山あるし、バックストーリーも詳細に作り込まれている。おまけに全員に専用のテーマ曲まで用意されている始末。それがオタク向けの女の子キャラクターだとしても、飛行機やモンスターよりも遥かに感情移入しやすい。

 

この点も自分にとっては新鮮だった。シューティングゲームなのに操作するのも人間で敵も人間なんである*3。今までシューティングに触れてこなかった人間にはめちゃくちゃ入りやすい。

 

敵が繰り出してくる弾幕(=攻撃)にストーリー性を持たせているのも面白い。敵が撃ってくる弾はただの弾ではなく、そのキャラクターのバックストーリーを表現した「何か」なのである。美しいし。この点も、他のシューティングゲームにはない大きな魅力だ。

 

 

そして何より音楽がめちゃくちゃカッコいい!!!

 

それも不思議なことに、「へ~、東方って音楽がカッコいいんだ。じゃあ you tube で探して聴いてみよ」と思って音楽だけ聴いてみると、まぁカッコいいはカッコいいんだけどそこまでじゃない。てゆーかどれも同じような曲に聞こえてすぐ飽きてしまう。

 

ところが、これがゲーム中で聴くとめちゃめちゃ感動する。

 

東方の音楽は、ゲーム中の演出と合わさって初めて完成するのだ。壮大な背景と美しい弾幕と、それを避けながら味わう緊張感の中で聴くと、全ての曲が全然違う曲に聴こえるし、どの曲も死ぬほどカッコいい。こればっかりは、実際にゲームをプレイした人でないと味わえない。

 

まぁでも、you tube で音楽だけ聴いてもそれなりにカッコいいから、ちょっと聴いてみて「自分の好みかもな」と思ったらゲームをプレイしてもいいかもしれない。

↑ 俺が東方で最も好きな曲。これもゲーム中で実際プレイしながら聴かないと真価はわからないが、参考までに。

 

自分にとって、東方の魅力は、ゲーム性5割、音楽4割だ。その他キャラクターとかは1割に過ぎない。

 

まぁ、東方の二次創作文化や萌え文化も好きだけどね。ただ、東方は萌えを求めるオタクだけじゃなくて、ストイックなゲームとかカッコいい音楽とかを求めるオタク以外の人にもめちゃくちゃオススメできるゲームなんだよ~ってことを広く知ってもらいたかった。

 

 

萌えじゃなくゲームとしての東方を語れる人がいたら、一晩酒を飲みながら語り合いたいもんだ。花映塚でも対戦しながら、ね。

 

東方風神録 ?Mountain of Faith.
 

*1:隣の部屋から「うるせー!」って声が聞こえてきた。

*2:もしくは人間並みにキャラクター性を持った何か

*3:厳密にいうと妖怪その他だが、見た目完全に人間なんで。